以下の場合、リゲイン2%を絶対に使用しないでください。
・妊娠中または授乳中の人
・18歳未満または65歳以上の人
・リゲイン2%の成分に対し過敏症の既往歴のある人
・脱毛の原因が遺伝かどうかわからない人
・薬物による脱毛の人
・丸坊主の人または体毛が無毛の人
・脱毛の原因が不明、急性、突発的または出産の人、
・既治療または未治療の高血圧の人
・頭皮に異常のある人(乾癬、日焼けを含む)
・頭部を剃毛している人
・頭皮症状を改善する以下のクリーム、軟膏、ローションを使用中の人:
ジトラノール(白癬治療薬)、トレチノイン(痤瘡、皮膚障害治療薬)、コルチコステロイド(ヒドロコルチゾン、ベタメタゾン、ジプロピオネートなど)、ペトロラタム(ヘアワックス、ヘアジェルに含まれる一般的な成分)
・キズに包帯などをしている人
・頭皮が正常または健康でない人
【慎重使用】
・過去に薬品、化粧品によるアレルギー症状(発疹、発赤、かゆみ、かぶれなど)の既往歴のある人
・高血圧の人、低血圧の人: リゲイン2%は血圧に影響をおよぼす可能性があります。
・心臓または腎臓に障害のある人: リゲイン2%は心臓や腎臓に影響をおよぼす可能性があります。
・むくみのある人: むくみを増強させる可能性があります。
・家族、兄弟姉妹に壮年性脱毛症の人がいない人: 壮年性脱毛症の発症は遺伝的要因が大きいと考えられています。
・高齢者(65歳以上): 一般に高齢者では好ましくない症状が発現しやすくなります。
・甲状腺機能障害(甲状腺機能低下症、甲状腺機能亢進症)の診断を受けている人: 甲状腺疾患による脱毛の可能性があります。
【基本的な使用上の注意】
・リゲイン2%の使用後2-6週間あたりに脱毛が増加しますが、多くの場合においてはミノキシジルによる発毛周期の変化で異常ではありません。しかしながら2週間以上たっても状況が改善しない場合は医師に相談してください。
・リゲイン2%は頭皮にのみ使用し、内服しないでください。
・キズ、湿疹または炎症(発赤)などがある頭皮: キズなどを悪化させることがあります。
・リゲイン2%を使用する場合は、ほかの育毛剤および外用剤(軟膏、液剤など)の頭皮への使用は避けてください。またこれらを使用する場合は、リゲイン2%を使用しないでください。これらの薬剤はリゲイン2%の吸収に影響を及ぼす可能性があります。
・6ヵ月使用して、以下のいずれにおいても改善が認められない場合には、使用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。
脱毛状態の程度、生毛・軟毛の発生、硬毛の発生、抜け毛の程度
・使用開始後6ヵ月以内であっても、脱毛状態の悪化や以下のような脱毛が見られた場合は使用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。
頭髪以外の脱毛、斑状の脱毛、急激な脱毛など。
・使用前、使用後は手をよく洗ってください。
・頭皮が乾いた状態で使用してください。
【用法・用量に関する注意】
・用法・用量の範囲より多量に使用しても、あるいは頻繁に使用しても効果はありません。定められた用法・用量を厳守してください。
・目に入らないように注意してください。万一、目に入った場合には、すぐに水またはぬるま湯で洗ってください。なお、症状が重い場合には眼科医の診察を受けてください。
・薬液の付いた手で目などの粘膜に触れると刺激があるので、手に付いた薬液はよく洗い落してください。
・頭皮にのみ使用し、内服しないでください。
・アルコールなどに溶けるおそれのあるもの(メガネのフレーム、化学繊維など)には付着しないようにしてください。
・整髪料およびヘアセットスプレーは、リゲイン2%を使用した後に使用してください。
・染毛剤(ヘアカラー、毛染め、白髪染めなど)を使用する場合には、完全に染毛を終えた後にリゲイン2%を使用してください。
【その他の注意】
・毛髪が成長するには時間がかかります。効果がわかるようになるまで少なくとも4ヵ月間、毎日使用してください。
・毛髪が成長する程度には個人差があり、リゲイン2%は誰にでも効果があるわけではありません。
・効果を維持するには継続して使用することが必要で、使用を中止すると徐々に元に戻ります。
・リゲイン2%は、壮年性脱毛症の原因を取り除くものではありません。
・人により、髪質や髪の色が変化することがあります。