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2014-02-17
ソース(記事原文):トップニュース
二分脊椎の予防目的として政府が食品メーカーにパンへの葉酸添加を推進
トップニュース(2014年2月17日) ― メドハ・スード(Medha Sood)著
政府は、乳児が二分脊椎で生まれることのないよう予防する目的で、パンに葉酸を添加するよう食品メーカーに義務付けたい考えである。23年間にわたるこの問題への長い討論の末、保健相は二分脊椎への予防策を決定した。
食品添加の措置により、300人以上の乳児が神経管欠損から救われることになると確信されている。これらの欠損症は欧州で罹患率が最も高く、中でも二分脊椎が最も多くみられる。
米国全国健康・栄養調査(National Health and Nutrition Examination Survey: NHANES)の最新結果が、食品添加義務の決定に加味される予定である。二分脊椎慈善団体シャイン(Shine)医学諮問委員会の委員長で教官のロジャー・ベイストン(Roger Bayston)氏は、国民が十分な葉酸を摂取していないため、政府は葉酸不足が解消されるよう介入を行う必要があるとしている。葉酸とは天然型ビタミンB9のことであり、葉酸が欠乏すると神経管欠損リスクが高まる。
50ヵ国以上の国で食品添加義務の法律が制定され、神経管欠損の発症率が25~30%低下した。
1990年代初頭の研究で、妊娠初期に葉酸錠剤を服用すると、胎児の神経管欠損の発生確率が72%低下することが示された。英国医師会(British Medical Association)や、いくつかの慈善団体および医療機関は、パン用の小麦粉への葉酸添加を食品メーカーに義務付けるように、長きにわたり政府への説得を試みてきた。
英国医師会の推定によると、英国では毎年約900件の妊娠において神経管欠損の発症が認められており、同科学委員会委員長のエーヴリル・マンスフィールド(Averil Mansfield)氏は、政府に対し、パン用小麦粉に葉酸添加を義務付けることで胎児を守る治療措置を講じるよう呼びかけている。
医師と助産婦は、女性の妊娠が分かった直後に葉酸サプリメントを摂るよう助言しているものの、葉酸欠乏による悪影響を受けるのは胎児が日齢28日の時であり、多くの女性がまだ自分の妊娠に気づいていない時点であるという事実が最も懸念される。
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