以下の薬剤とリノラル0.01mgを併用する場合、充分に注意してください。
・副腎皮質ホルモン(プレドニゾロンなど)、三環系抗うつ剤(イミプラミンなど)、セレギリン塩酸塩、シクロスポリン、テオフィリン、オメプラゾール: これらの薬剤の作用が増強するおそれがあります。
・リファンピシン、バルビツール酸系製剤(フェノバルビタールなど)、ヒダントイン系製剤(フェニトインナトリウムなど)、カルバマゼピン、グリセオフルビン、ボセンタン、モダフィニル、トピラマート、テトラサイクリン系抗生物質(テトラサイクリンなど)、ペニシリン系抗生物質(アンピシリン水和物など): リノラル0.01mgの効果の減弱化および不正性器出血の発現率が増大するおそれがあります。
・テルビナフィン塩酸塩: 黄体ホルモン・卵胞ホルモン配合剤との併用で、月経異常が現われたとの報告があります。
・Gn-RH誘導体(ブセレリン酢酸塩など): これらの薬剤の作用を減弱するおそれがあります。
・血糖降下剤(インスリン製剤、スルフォニル尿素系製剤、スルフォンアミド系製剤、ビグアナイド系製剤など): 血糖降下剤の作用が減弱するおそれがあります。
・ラモトリギン、モルヒネ、サリチル酸: これらの薬剤の血中濃度が低下するおそれがあります。
・HIV感染症治療薬、HIVプロテアーゼ阻害剤(ネルフィナブルメシル酸塩、リトナビル、ダルナビル)、非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤(ネビラピン): リノラル0.01mgの作用が減弱するおそれがあります。
・エトラビリン: リノラル0.01mgの血中濃度が上昇するおそれがあります。
・フルコナゾール: リノラル0.01mgの血中濃度が上昇するおそれがあります。
・ボリコナゾール: リノラル0.01mgの血中濃度が上昇するおそれがあります。またボリコナゾールの血中濃度が上昇するおそれがあります。
・アセトアミノフェン: リノラル0.01mgの血中濃度が上昇するおそれがあります。またアセトアミノフェンの毛中濃度が低下するおそれがあります。
・セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品: リノラル0.01mgの効果の減弱化および不正性器出血の発現率が増大するおそれがあるため、リノラル0.01mg服用時はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないように注意してください。