以下の場合、ボミストップ10mgを絶対に服用しないでください。
・ボミストップ10mgの成分に対し過敏症の既往歴のある人
・妊婦または妊娠している可能性のある人
・消化管出血、機械的イレウス、消化管穿孔の人: 症状が悪化するおそれがあります。
・プロラクチン分泌性の下垂体腫瘍(プロラクチノーマ)の人: 抗ドパミン作用によりプロラクチン分泌を促します。
【慎重服用】
・小児
・肝障害または腎障害のある人: 副作用が強く現れるおそれがあります。
【重要な基本的注意】
・ドンペリドンの服用により、間脳の内分泌機能調節異常、錐体外路症状などの副作用が現れることがあるので、ボミストップ10mgの服用に際しては、有効性と安全性を充分考慮のうえ使用してください。
・眠気、めまい、ふらつきが現れることがあるので、ボミストップ10mg服用中の人には自動車の運転など危険を伴う機械操作に注意してください。
【その他の注意】
・外国においてドンペリドンによる重篤な心室性不整脈および突然死が報告されています。特に高用量を服用している人または高齢の人でこれらのリスクが増加したとの報告があります。
一般に高齢者では生理機能が低下しているので、減量するなど注意してください。
妊婦または妊娠している可能性のある人は服用しないでください。
授乳中の人は大量服用を避けてください。
小児において錐体外路症状、意識障害、けいれんが発現することがあるため、特に1歳以下の乳児には用量に注意し、3歳以下の乳幼児には7日以上の連用を避けてください。また脱水状態、発熱時などでは特に使用後の状態に注意してください。