下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の使用においては医師の指示に基づき、適切な量を使用するようにしてください。
【成人】
・クリプトコッカス髄膜炎
初回服用量として400mg、その後は1回200-400mgを1日1回、6-8週間経口服用します。症状により服用期間を延長することがありますが、1日の最大服用量は800mgまでとします。
・クリプトコッカス髄膜炎の再発抑制
1回200mgを1日1回、医師の指示があるまで経口服用します。
・コクシジオイデス症
1回200-400mgを1日1回、11-24ヵ月経口服用します。症状により服用期間の延長や、服用量を1回800mgまで増量することがあります。
・カンジダによる内部真菌感染
初回服用量として800mg、その後は1回400mgを1日1回、医師の指示があるまで経口服用します。
・口やのどの内膜、義歯性口内炎による粘膜感染
初回服用量として200-400mg、その後は1回100-200mgを1日1回、医師の指示があるまで経口服用します。
・口腔カンジダ
症状が出現した場所により、1回50-400mgを、医師の指示があるまで7-30日間経口服用します。
・口やのどの内膜の感染による粘膜感染の抑制
1回100-200mgを1日1回経口、または1回200mgを1日3回、医師の指示があるまで経口服用します。
・生殖器カンジダ
150mgを1回服用してください。
・膣カンジダの再発予防
3日ごとに1回150mg、合計3回(第1、4、7日目)服用後、週1回服用を6ヵ月間継続します。
・皮膚および爪の真菌感染症
感染の場所により、1日1回50mg、1週間1回150mg、1週間1回300-400mgを1-4週間(水虫の場合は最大6週間、爪の場合は感染した爪が生え替わるまで)のいずれかを適用します。
・カンジダ感染予防(免疫機能が弱く、正しく機能しない場合)
感染のリスクにある間、1回200-400mgを1日1回経口服用します。
【小児】
・カンジダによる口腔またはのど粘膜の感染
通常、初回のみ6mg/kg、その後は3mg/kgを1日1回経口服用しますが、服用量および服用期間は感染場所により異なります。
・クリプトコッカス髄膜炎、カンジダによる内部真菌感染
6-12mg/kgを1日1回経口服用します。
・カンジダ感染予防(免疫機能が弱く、正しく機能しない場合)
3-12mg/kgを1日1回経口服用します。
11歳以下の場合の最大服用量は、1日400mgとします。
【新生児】
・生後3-4週間
小児と同じ用量を2日ごとに服用しますが、最大服用量は48時間ごとに12mg/kgとします。
・生後2週間未満
小児と同じ用量を3日ごとに服用しますが、最大服用量は72時間ごとに12mg/kgとします。