以下の場合、チャンピックス4週間パックを絶対に使用しないでください。
・チャンピックス4週間パックの成分に対し過敏症の既往歴のある人
【警告】
・禁煙は治療の有無を問わずさまざまな症状を伴うことが報告されており、基礎疾患として有している精神疾患の悪化を伴うことがあります。
バレニクリン酒石酸塩との因果関係は明らかではありませんが、抑うつ気分、不安、焦燥、興奮、行動または嗜好の変化、精神障害、気分変動、攻撃的行動、敵意、自殺念慮および自殺が報告されているため、チャンピックス4週間パックを使用する際には状態を充分に観察してください。
【慎重使用】
・統合失調症、双極性障害、うつ病などの精神疾患のある人: 精神症状を悪化させることがあります。
・重度の腎機能障害のある人: 重度の腎機能障害のある人では血中濃度が高くなるおそれがあります。
・血液透析を受けている人: 充分な使用経験がないため、チャンピックス4週間パックを使用する際には充分に観察してください。
【重要な基本的注意】
・医師などにより禁煙治療プログラムに基づいた指導のもとで、チャンピックス4週間パックを適切に使用してください。
・禁煙は治療の有無を問わずさまざまな症状(不快、抑うつ気分、不眠、いらだたしさ、欲求不満、怒り、不安、集中困難、落ち着きのなさ、心拍数の減少、食欲増加、体重増加など)を伴うことが報告されており、基礎疾患として有している精神疾患の悪化を伴うことがあります。
・抑うつ気分、不安、焦燥、興奮、行動または思考の変化、精神障害、気分変動、攻撃的行動、敵意、自殺念慮および自殺が報告されています。チャンピックス4週間パックとの因果関係は明らかではありませんが、これらの症状が現われることがあるので、チャンピックス4週間パックを使用する際には状態を充分に観察してください。なお、チャンピックス4週間パック使用中止後もこれらの症状が現われることがあります。また、これらの症状や行動が現われた場合には、チャンピックス4週間パックの使用を中止し、速やかに医師などに連絡してください。
・めまい、傾眠、意識障害などが現われ、自動車事故に至った例も報告されているので、自動車の運転など危険を伴う機械の操作に従事しないように注意してください。
・チャンピックス4週間パック使用の有無にかかわらず、禁煙により生じる生理的な変化のため、テオフィリン、ワルファリン、インスリンなどの薬剤の薬物動態や薬力学が変化し、用量調節が必要となる場合があります。また、禁煙によりCYP1A2の活性が誘導されるため、禁煙を開始後、CYP1A2の基質となる薬剤の血漿濃度が上昇する可能性があります。
バレニクリン酒石酸塩は主として腎排泄されます。高齢者では腎機能が低下していること
が多いため、注意してください。腎機能を確認し、重度腎機能障害が認められた場合には、用量調節を行なってください。
妊婦または妊娠している可能性のある人は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用してください。
授乳中の人は、チャンピックス4週間パック使用中は授乳を避けてください。
小児になどに対する安全性は確立していません。