以下の場合、ズリッグ40を絶対に服用しないでください。
・ズリッグ40の成分に対し過敏症の既往歴のある人
・メルカプトプリン水和物またはアザチオプリンを服用している人
【慎重服用】
・重度の腎機能障害のある人: 使用経験が少なく、安全性が確立していません。
・肝機能障害のある人: 使用経験が少なく、安全性が確立していません。
【重要な基本的注意】
・ズリッグ40は尿酸降下薬であり、痛風関節炎(痛風発作)発現時に血中尿酸値を低下させると痛風関節炎を増悪させるおそれがあるため、ズリッグ40服用前に痛風関節炎が認められた場合は、症状がおさまるまでズリッグ40の服用を開始しないでください。またズリッグ40を服用中に痛風関節炎が発現した場合には、ズリッグ40の用量を変更することなく服用を継続し、症状によりコルヒチン、非ステロイド性抗炎症剤、副腎皮質ステロイドなどを併用してください。
・ズリッグ40服用中は、甲状腺関連の所見の有無を確認し、異常が認められた場合には甲状腺機能関連の検査を実施してください。
【効能・効果に関連する使用上の注意】
・ズリッグ40の服用にあたっては、最新の治療指針などを参考に、薬物治療は必要とされる人を対象としてください。
・女性における安全性および有効性は確立していません。
【用法・用量に関連する使用上の注意】
・尿酸降下薬による治療初期には、血中尿酸値の急激な低下により痛風関節炎(痛風発作)が誘発されることがあるので、ズリッグ40の服用は少量から開始し、徐々に増量してください。なお増量後は経過を充分に観察してください。
一般に高齢者では生理機能が低下していることが多いため、状態を観察し、充分に注意しながらズリッグ40を服用してください。
妊婦または妊娠している可能性のある人は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ服用してください。
授乳中の人は、ズリッグ40を服用中は授乳を避けてください。
低出生体重児、新生児、乳児、幼児または小児に対する安全性は確立していません。