【警告】
経口の血糖値降下薬剤を使用している患者は、食事療法のみ、或いは食事療法とインスリン療法を実施している患者と比べて致命的な心血管障害を引き起こすリスクが高いとされています。
以下に該当する方におけるグリミー1mgの使用は禁忌とされています。
・1型糖尿病
・糖尿病ケトアシド―シス
・糖尿病性昏睡
・有効成分のグリメピリドや他成分に過敏症である
・グリクラジド、グリベンクラミド、トルブダミドなどスルホニル尿素系薬剤に過敏症である
・抗生物質のスルファメトキサゾールなどのスルホニルアミド系薬剤に過敏症である
・重篤な肝機能障害、透析を受けている
・重篤な腎機能障害
・ポルフィリン症である
・ガラクトース不耐症、ラップラクターゼ不良症、グルコースガラクトース吸収不全症である
妊娠している方が分娩時にグリミー1mgを含むスルホニル尿素系薬剤を使用している場合、新生児が重篤な慢性低血糖症を引き起こす場合があります。 そのため妊娠中のグリミー1mg(及びその他のスルホニル尿素系薬剤)の使用は避け、インスリンによる血糖コントロールに切り替えるのが適切であるとされています。
グリミー1mg(及びその他のスルホニル尿素系薬剤)の使用中に妊娠が発覚した方、又は妊娠を計画している方は医師に相談してください。
グリミー1mgの有効成分であるグリメピリドが母乳中に排出し、それを摂取した乳幼児が低血糖症を発症するおそれがあります。 授乳中の方はグリミー1mgの使用を避け、インスリンによる血糖コントロールか、人工乳(ミルク)による育児に切り替えるようにしてください。
グリミー1mgを使用中に過敏症反応がみられた場合には使用をただちに中断し、かかりつけの医師か専門医に相談してください。
グリメピリドは肝臓で代謝され、約60%が尿中に排泄されます。重篤な肝、腎機能障害のある方はグリミー1mgの使用は避け、インスリンによる血糖コントロールへ切り替えるのが好ましいとされています。
子供における安全性は確立されていません。
以下の項目に該当する方におけるグリミー1mgの使用は低血糖症のリスクを高めるため慎重に行ってください。
・高齢者
・甲状腺、副腎皮質などの内分泌器官の異常
・肝、腎機能の低下(少量の使用は可)
・血中のグルコース-6-リン酸デヒドロゲナーゼ(G6PD)酵素が不足している方が使用すると溶血性貧血を引き起こす恐れがあります。
例え同じような症状であったとしても、グリミー1mgを他人と共用することはしないでください。
子供の手の届かないところで保存してください
外装に損傷があったり、有効期限が切れているものの使用はしないでください。