アレニル(塩酸オロパタジン)5mg

350 円 !! アレルギー諸症状の原因となるヒスタミンをブロック!鼻炎をはじめ、じんましんやかゆみを伴う皮膚疾患に対して特に効果を発揮!薬の作用時間が長く、即効性も期待できる薬!

Allenil (Oloptadine) - 5mg (10 Tablets)

內容量 : 10錠
価格: 350 円

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有効成分

塩酸オロパタジン(Olopatadine)

 

製造国

インド


製造元

3M Pharmaceuticals


下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

通常、7歳以上の人は1回1錠を朝および就寝前の1日2回経口服用してください。

アレニル5mgの有効成分であるオロパタジンは、日本で創製、開発された薬剤で、アレルギー性鼻炎、じんましん、皮膚疾患に伴うそう痒(湿疹、皮膚炎、皮膚そう痒症、尋常性乾癬、多形滲出性紅斑)の症状を改善する薬です。強力で選択的な抗ヒスタミン作用を有し、アレルギー性反応に関与する原因を幅広く抑制することで、アレルギーの諸症状を抑得る働きをします。

アレルギーやかゆみ、炎症の発症には、ヒスタミンという化学物質が関わっていると言われています。このヒスタミンは赤身魚、発酵食品などの食べ物から直接体に取り込まれるほか、おもに体内の肥満細胞でつくられ、通常は細胞内の顆粒に蓄えられています。
しかし細胞表面の抗体にアレルギーの原因となる抗原などが結合して刺激を受けると、ヒスタミンは細胞外に放出され、さまざまな症状を引き起こす原因となります。

ヒスタミンはそれ自体では作用せず、受容体と呼ばれる受け皿と結びついて初めてその働き示します。受容体は現在のところH1-H4まで4種類が発見されており、H1は炎症やアレルギー反応、H2は胃酸分泌反応、H3は神経伝達物質の放出、H4はかゆみと、それぞれ違う役割を持っています。
アレニル5mgは、このうち主にH1に対して抗ヒスタミン作用を発揮します。

H1受容体は血管内皮に分布しており、血管壁の透過性を高めて血液成分を血管外にしみ出させる作用のほか、腸管や気管の平滑筋を収縮させるなどの作用を持っています。
また表皮と真皮の境界部に存在する知覚神経終末を刺激し、かゆみの発生にも関係しています。
そのほか、血管内皮細胞の間隔を広げ、血管透過性を亢進させることからじんましんなどの膨疹を形成したり、くしゃみ、鼻水、鼻詰まりなどのアレルギー性鼻炎の症状を引き起こしたります。

アレニル5mgは、ヒスタミンがH1受容体と結合してかゆみや鼻炎症状などを発現させるのを抑えるだけでなく、炎症を引き起こす原因であるプロスタグランジンを作り出すアラキドン酸、アレルギー性炎症の発現に関与しているトロンボキサン、気管支平滑筋や血管透過性亢進作用など炎症促進作用を持つロイコトリエン、血小板を刺激してヒスタミンを遊離させる血小板活性化因子(PAF)などの化学伝達物質も抑制します。
体内には、ごく微量しかないにも関わらず、炎症を引き起こす非常に強い生理活性を持つサイトカインという物質があり、アレニル5mgはこの物質に対しても遊離・産生を抑える作用も持っています。さらに血管内皮細胞に存在し、サイトカイン産生を亢進する細胞接着分子(セレクチン)が発現するのを抑制し、炎症細胞の活性化を引き起こすタキキニンという物質が知覚神経終末から遊離されるのを抑える作用なども兼ね備えており、アレルギーに対して多彩な薬理作用が期待されています。

アレルギー性鼻炎の3大症状(くしゃみ、鼻水、鼻づまり)やじんましんに高い効果を示します。

そう痒を伴う皮膚疾患(湿疹、皮膚炎、痒疹、皮膚そう痒症、尋常性乾癬、多形滲出性紅斑)に高い効果が確認されています。

血中濃度は、服用して約1時間で最高濃度に達し、即効性が期待できます。

経口服用後、ほとんど代謝されず腎から排泄されることから、薬物相互作用が少ないとされています。

オロパタジンはアレロック(協和発酵キリン)のほか、アレルギー性結膜炎症の状改善薬としてパタノール点眼液(協和発酵キリン)が販売されています。
また海外ではOlopatadine Hydrochloride、Patanolなどの名前で販売されています。

以下の場合、アレニル5mgを絶対に服用しないでください。

・アレニル5mgの成分に対し過敏症の既往歴のある人

以下の場合、アレニル5mgを慎重に服用してください。

・腎機能が低下している人: 高い血中濃度が持続するおそれがあります。

・高齢者: 生理機能が低下していることが多く、副作用が発現しやすいため低用量から服用を開始するなど状態を観察しながら慎重に服用してください。

・肝機能障害のある人: 肝機能障害が悪化するおそれがあります。

重要な基本的注意

・眠気を催すことがあるため、アレニル5mgを服用中は自動車の運転など危険を伴う機械の操作には従事しないでください。

・長期ステロイド療法を受けている人で、アレニル5mg服用によりステロイド減量を図る場合には充分な管理下で序所に行なってください。

・アレニル5mgを季節性の人が服用する場合は、好発季節を考えて、その直前から服用を開始し、好発季節終了時まで続けることが望ましいとされています。

・アレニル5mgの服用により効果が認められない場合は、漫然と長期にわたり服用しないように注意してください。

妊娠中の服用に関する安全性は確立していないため、妊婦または妊娠している可能性のある人は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ服用してください。

授乳中の人は服用を避け、やむを得ず服用する場合は授乳を中止してください。

低出生体重児、新生児、乳児、幼児に対する安全性は確立していません。

因果関係は明らかではありませんが、服用中に心筋梗塞の発症や、劇症肝炎による死亡が報告されています。

ほかの薬との併用に関する注意は特に報告されていませんが、ほかの薬と併用する場合は、薬剤師、医師などに相談するのがよいとされています。

医師の診断を受けてください。

気付いたときにすぐに服用してください。
次回の服用時間が近い場合は、服用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。
2回分を1回に服用することは絶対におやめください。医師の診断を受けてください。

アレニル5mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

主な副作用
紅斑などの発疹、むくみ(顔面、四肢など)、そう痒、呼吸困難、眠気、倦怠感、口渇、頭痛、頭重感、めまい、しびれ感、集中力低下、不随意運動(顔面、四肢など)、腹部不快感、腹痛、下痢、吐き気、便秘、口内炎、口角炎、舌痛、胸やけ、食欲亢進、嘔吐、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、γ-GTP上昇、LDH上昇、Al-P上昇、総ピリルピン上昇、白血球増多・減少、好酸球増多、リンパ球減少

極稀に起こる重篤な副作用
肝機能障害、黄だん、劇症肝炎

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