以下の場合、アポ・アロプリノール300mgを絶対に服用しないでください。
・アポ・アロプリノール300mgの成分に対して過敏症の既往歴のある人
【慎重服用】
・肝疾患のある人、またはその既往歴のある人: 肝障害が発現または増悪するおそれがあります。
・腎機能障害のある人: 高い血中濃度が持続します。
・高齢者: 一般に腎機能が低下していることが多く、高い血中濃度が持続するおそれがあります。
【重要な基本的注意】
・アポ・アロプリノール300mgの服用により皮膚症状または過敏症状が発現し、重篤な症状に至ることがあります。
・腎機能障害のある人では、アポ・アロプリノール300mgやその代謝物の排泄が遅延し高い血中濃度が持続します。特に腎不全者に副作用が発現した場合は重篤な転帰をたどることがあり、死亡例も報告されています。
・急性痛風発作がおさまるまで、アポ・アロプリノール300mgの服用を開始しないでください。
・服用初期に尿酸の移動により、痛風発作の一時的な増強をみることがあります。
・アポ・アロプリノール300mgの服用中に痛風が増悪した場合は、コルヒチン、インドメタシンなどを併用してください。
妊婦または妊娠している可能性のある人は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ服用してください。
授乳中の人は服用しないことが望ましいとされますが、やむを得ず服用する場合には授乳を中止してください。
小児などに対する安全性は確立していません。
アポ・アロプリノール300mgの服用中は摂水量を多くし、1日の尿量を2リットル以上とすることが望ましいとされています。
外国における疫学調査報告で、アポ・アロプリノール300mgの服用により白内障が現われたとの報告があります。