【併用注意】
・メルカプトプリン(6-MP)、アザチオプリン: 骨髄抑制などの副作用を増強します。これらの薬剤の用量を1-3-1/4に減量してください。
・ビダラビン: ビダラビンの作用を増強し、幻覚、振戦、神経障害などが発現したとの報告があります。副作用の発現に注意してください。
・クマリン系抗凝血剤(ワルファリン、カリウム): クマリン系抗凝血剤の作用を増強するとの報告があります。凝固能の変動に注意し、クマリン系抗凝血剤の使用量の減量あるいは使用間隔の延長を考慮してください。
・クロルプロパミド: クロルプロパミドの作用を増強します。血糖値の変動に注意し、クロルプロパミドの使用量の減量あるいは使用間隔の延長を考慮してください。
・シクロホスファミド: 骨髄抑制が発現したとの報告があります。定期的に血液検査を行ない、白血球減少などの副作用の発現に注意してください。
・シクロスポリン: シクロスポリンの血中濃度が上昇し、腎臓機能が低下したとの報告があります。シクロスポリンの使用量に注意してください。
・フェニトイン: フェニトインの血中濃度が上昇し、嗜眠が発現したとの報告があります。フェニトインの使用量に注意してください。
・キサンチン系薬剤(テオフィリンなど): キサンチン系薬剤(テオフィリンなど)の血中濃度が上昇します。キサンチン系薬剤の使用量に注意してください。
・ジダノシン: 健康成人およびHIVの人において、ジダノシンのCmaxおよびAUCが2倍に上昇したとの報告があります。ジダノシンの使用量に注意してください。なお、ジダノシンの半減期には影響はみられていません。
■以下の薬剤との併用により過敏反応を発現するとの報告があります。状態をよく観察し、発熱を伴う皮疹などの過敏症状が発現した場合には直ちに両剤の使用を中止してください。
・ペントスタチン: 重症の過敏反応(過敏性血管炎)が発現したとの報告があります。
・カプトプリル: 過敏症状(スティーブンス・ジョンソン症候群、関節痛など)が発現したとの報告があります。
・ヒドロクロロチアジド: 重症の過敏反応(悪寒、全身性皮疹など)が発現したとの報告があります。
・アンピシリン: アンピシリンによる発疹の発現が増加するとの報告があります。