以下の場合、絶対にメトラル2.5を服用しないでください。
・メトラル2.5の成分に対して、過敏症の既往歴のある人
・血液中のポタシウム、ナトリウム、マグネシウム、クロライドなどの塩分値が低い人
・無尿症の人
・重篤な肝障害の既往歴のある人
血糖値に影響をおよぼすおそれがあるため、糖尿病の人は充分に注意して服用してください。
メトラル2.5を服用中は日光に対してより敏感になるため、過剰は日光照射、日焼けなどは避け、外出の際は日焼け止めや日光から肌を護る服装を心がけてください。
メトラル2.5を服用中は、めまい、霧視などが起こることがあるため、自動車の運転など危険な機械操作に従事する際は充分に注意してください。
めまいや立ちくらみを最小限にするため、立ち上がったり身体を起こす際は、ゆっくりと行なってください。
高齢者では、薬の作用に対して敏感に反応する傾向があるため、慎重に服用してください。
妊娠中の人は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ服用してください。
乳汁中に成分が移行することが報告されているため、授乳中の人は服用を避け、やむを得ず服用する場合には授乳を中止してください。
塩化物欠乏、低ナトリウム血症、低塩症候群が起こることがあります。
メトラル2.5の長期服用は低カリウム血症を引き起こすことがあります。
メトラル2.5とほかの利尿剤と併用療養を行なう場合、体液と電解質のバランスに充分気をつけてください。
通常、メトラゾンは血清尿酸を増やし、場合によっては過去に既往歴がない人に対しても痛風を引き起こすことがあります。
メトラル2.5服用中は、腎前性高窒素血症と推測される高窒素血症を誘発することがあります。
重篤な腎機能障害のある人は、メトラル2.5の服用には充分注意してください。
起立性低血圧症が起こることがあります。この症状はアルコール、バルビツール酸系催眠薬、麻薬、またはほかの降圧剤との併用療法により促進されることがあります。
まれに、多量のビタミンDを摂取している人や高骨代謝回転の人で、メトラル2.5服用により高カルシウム血症を起こしたり、潜在的な副甲状腺機能亢進症を示すことがあります。
チアジド(サイアザイド)系利尿剤はメトラゾンとの併用により、全身性エリテマトーデスを悪化または活性化させると考えられています。
小児に対する安全性は確立されていません。