以下項目に該当する方、または既病歴のある方はプロルトンデポ500mg/mlを使用しないで下さい。
・有効成分・プロゲステロンにアレルギー症状が出る
・重度の肝障害、肝疾患
・重度の肺障害、肺疾患
・稽留流産、不全流産、進行流産
・妊婦・授乳中・妊娠している可能性がある
・妊娠ヘルペス
※胎児への影響
妊娠初期に、プロルトンデポ500mg/mlを含む黄体ホルモン剤を投与した場合、胎児に口蓋裂障害・口唇裂・先天性の四肢または心疾患を患う可能性がある事が報告されています。
医学的に証明されていませんが、妊婦・妊娠している可能性がある場合は注意が必要です。
以下項目に該当する方、または既病歴のある方はプロルトンデポ500mg/mlの使用を医師と相談して下さい。
・糖尿病
・喘息
・てんかん
・片頭痛
・子宮内膜症
・狼瘡癌
・心臓・肝臓・甲状腺・腎臓などの疾患
・血中高カルシウム
その他
・例え同じ症状であっても、他者へ与えないで下さい。
・プロルトンデポ500mg/mlを使用している間、血圧の低下によりめまいやふらつきなどの症状を感じる方がいます。車などの運転や精密な機械作業の扱いに充分に注意して下さい。
・プロルトンデポ500mg/mlは、筋肉内注射のみに使用して下さい。また、注射にあたっては筋肉組織や神経などへの影響を考慮し以下の点に注意して下さい。
1)同一部位へ繰り返し注射しないで下さい。
2)神経がある部位へは注射しないで下さい。
3)注射針を刺した時、激痛を感じたり血液が逆流した場合はすぐに針を抜き、ほかの部位へ注射して下さい。
4)アンプルのカット部分は、使用前にエタノール綿できれいにふき取りカットして下さい。
5)冬季は気温により注射液が白濁する事があります。その場合は少し温めて使用して下さい。