【警告】
セレタイドMDI 125/25の有効成分であるキシナホ酸サルメテロールのような長期間作動型β2受容体刺激薬の使用は、喘息死亡のリスクを高める危険性があります。
セレタイドMDI 125/25は他の長期管理薬(例:低用量でのステロイド剤等)での治療効果がない場合や、症状が重度のため2つの長期管理薬(コントローラ)を必要とする場合などに限り使用して下さい。
【重要な基本的注意】
・セレタイドMDI 125/25には副腎皮質ステロイド剤と長時間作用型β2受容体刺激薬の2成分が調合されています。他の喘息治療薬では効力がない症状や、2種類の長期治療薬(コントローラ)を必要とする場合のみご使用ください。また喘息発作時の治療薬として使用することはお避け下さい。
・喘息症状が急激に悪化しているときに使用することは避けてください。
・他のステロイド剤や長時間作用型β2受容体刺激薬との服用は過剰摂取になる恐れがありますので医師と相談してください。
・肺結核や、真菌、微生物、ウィルス、寄生虫などによる他の感染症、眼単純ヘルペスなどの感染症の患者が服用すると病状を悪化させる恐れがあります。
・経口のステロイド剤から切り替えた場合や、長期にわたるステロイド剤を使用している患者は副腎皮質亢進症等が起こる恐れがあるため、摂取する量を徐々に調整していく必要があります。
・突然の呼吸苦に代表される奇異性気管支痙攣が起こった場合、セレタイドMDI 125/25」の使用は中断し、別の治療法に切り替える必要があります。
高血圧症、甲状腺機能亢進症、心筋機能不全、持続的高血を悪化させる恐れがあります。
セレタイドMDI 125/25の使用において小児の成長遅延、骨密度の低下などがみられる場合があります。
妊婦、妊娠の可能性がある方、及び授乳中の方はセレタイドMDI 125/25の使用前は極力避け、薬効が危険性を上回ると医師に判断された場合以外の使用はしないでください。
プロピオン酸フルチカゾンとキシナホ酸サルメテロールの2成分は肝臓で代謝されるため、肝機能障害のある方のセレタイドMDI 125/25の服用には注意が必要です。
4歳未満の幼児に対するセレタイドMDI の安全性は確立されていません。
他の疾患で医療機関に罹る場合には、医師にセレタイドMDI125/25の使用を伝えてください。
たとえ似た症状であっても、セレタイドMDI125/25を他人と共用することはしないで下さい。
子供の手の届かない、涼しい場所(30℃以下)で直射日光や霜を避けて保管してください。
高温になる車の中に放置したり、冷蔵庫での保管によって凍らせることのないように注意して下さい。
吸引薬ボトルが空でも穴をあけたり燃やしたりしないで下さい。爆発する恐れがあります。
使用期限が切れている物の使用は避けてください。