コロファック135mgの有効成分であるメベベリン、及びそのほかの成分に過敏症の方はコロファック135mgのご使用をお避けください。
過敏症の症状として以下の症状があげられます。
息切れ、喘鳴、呼吸困難
顔、唇、舌などの腫れ
発疹、そう痒、じんましん
薬品、食品、保存料、染料などに過敏症の方はコロファック135mgを使用する前に医師に相談してください。
不整脈、部分的、又は全房室ブロック、狭心症、虚血性の心疾患を患っている方は不整脈、徐脈、心電図の変化等が懸念されるため、コロファック135mgを使用する前に医師に相談して下さい。
有効成分のメベベリンは肝臓で代謝されるため、肝硬変のような進行した肝疾患のある人へは慎重な使用が必要とされています。
コロファック135mgの服用によって、患者に胃腸の不調や黄疸など肝臓の過敏性を示唆する症状が現れた場合には、肝機能検査の必要があります。
メベベリンの代謝物の95-98%が尿内に排出されます。
そのため進行した腎機能障害を患っている方にコロファック135mgを使用する場合には、事前に医師と相談してから使用するようにしてください。
コロファック135mgには1錠につき80mgのラクトースが含まれています。
そのため、過敏性腸症候群のような症状を発症させるラクトース不耐症であると診断される患者へのコロファック135mgの使用は医師の考慮によって行われる必要があります。
また、稀な遺伝病であるガラクトース不耐症、ラップラクターゼ欠乏症、及びグルコース・ガラクトース吸収不良症の患者においてはコロファック135mgの使用を避ける必要があります。
さらに、コロファック135mgはショ糖を含んでいるため、フルクトース不耐症やグルコール・ガラクトース吸収不良症の患者における使用は適切ではありません。
妊娠中のコロファック135mgの服用における胎児への危険性については解明されていません。
従って妊娠初期にはコロファック135mgの服用を避けてください。
中期以降の服用については、医師によって薬理効果が危険性を上回ると判断された場合のみご使用ください。
メベベリンは母乳中に排出されます。
そのため授乳中の方におけるコロファック135mgの使用は、医師によって薬理効果が危険性を上回ると判断された場合のみご使用ください。
コロファック135mgの服用によって目眩が引き起こされる場合があるため、車の運転や、機械の操作は適切ではありません。
他の疾患で医師の診断を受ける場合や、他の薬を服用する際にはコロファック135mg」使用している旨を医師、薬剤師に伝えてください。