以下の場合、ケトロール10mgを絶対に服用しないでください。
・ケトロール10mgの成分に対し過敏症の既往歴のある人
・アスピリンまたはほかの非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)に対して過敏症の既往歴のある人
・冠動脈バイパス・グラフト(CABG)における術後痛の治療として
・16歳未満の人
・胃や腸に潰瘍または出血などの問題がある/あった人
・腎臓、肝臓、心臓に重篤な問題のある人
・脳出血を起こしたことのある人
・血友病など出血を簡単に起こさせる原因のある人
・ワルファリン、ヘパリン、クロピドグレルなど血液凝固を止める薬を服用している人
・出血や脱水などにより血液量が減少している人
・ぜんそくや花粉症などのアレルギーのある人、または過去に顔面、唇、目、舌にむくみがみられた人
・鼻腔内にしこり(ポリープ)のある/あった人
・イブプロフェンやアスピリンなど、ほかの非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)を服用中の人
・オキシペンチフィリン(血液循環)、プロベネシド(痛風)、リチウム(精神問題)を服用中の人
・妊娠中または妊娠を計画している人、陣痛のある人、授乳中の人
・手術予定のある人
・手術後に出血のリスクがあると言われた人、または手術後で出血のある人
【慎重服用】
・心臓発作の既往歴など心臓疾患のある人、高血圧・糖尿病・高コレステロール・喫煙など心臓疾患にかかるリスクのある人
【重要な使用上の注意】
・ケトロール10mgは7日間以上服用しないでください。
・深刻でない痛み、慢性痛の治療には使用しないでください。
・ケトロラクトロメタミンは、生命にかかわる消化性潰瘍、胃腸出血、胃腸穿孔を引き起こすことがあるため、消化性潰瘍のある人、胃腸出血や胃腸穿孔を最近起こした人、またはこれらの既往歴のある人はケトロール10mgを絶対に服用しないでください。
・高齢者では重篤な胃腸疾患を起こすリスクが高くなるため、慎重に服用してください。
・非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)の使用中は、生命にかかわる重篤な心臓血管血栓、心筋梗塞、心臓発作などのリスクを高まるおそれがあります。
・ケトロラクトロメタミンは血小板機能を阻害するため、脳血管出血、出血性素因、止血不全のある人またはあると思われる人、出血リスクの高い人は使用しないでください。
・妊娠中または妊娠している可能性のある人はケトロール10mgを服用しないでください。
・授乳中の人は、ケトロール10mgを服用しないでください。