以下の場合、オクスカーブ150を絶対に服用しないでください。
・オクスカーブ150の成分に対して過敏症の既往歴のある人
オクスカーブ150は低ナトリウム血症を引き起こすおそれがあるため、低ナトリウムに関係する腎疾患の既往歴を持つ人や、糖尿病などでナトリウム降下剤を服用している場合は、定期的に血中ナトリウム値を測定するのがよいとされています。
オクスカーブ150はごくまれに心臓伝導機能障害を引き起こすことがあるため、房室ブロックや不整脈の既往歴のある人は、服用に充分注意してください。
オクスカーブ150服用により、ごくまれに肝炎が起こる場合があります。
オクスカーブ150との関連性は解明されていませんが、ごくまれに無顆粒球症、再生不良性貧血、汎血球減少症が起こるとの報告があります。
オクスカルバゼピンの急速な減量は、カルバマゼピンと同様に強直間代発作を誘発するとの報告があります。
オクスカルバゼピンを含む抗てんかん薬を服用している人は、そうでない人と比較して自殺行為および自殺念慮のリスクが約2倍高く、またこの傾向は抗てんかん薬服用開始後、早くて1週間後に出現し、24週間にもわたるとの報告があります。
妊娠可能年齢の女性がホルモン避妊薬と併用した場合は、避妊効果を無効にするおそれがあるため、避妊薬以外での避妊も考慮してください。
鎮静作用が増強するおそれがあるので、オクスカルバゼピンとアルコールの併用には、充分に注意してください。
妊娠または妊娠している可能性のある人は、オクスカーブ150を服用しないのが望ましいとされています。
母乳乳への移行が確認されているので、オクスカーブ150を服用中は授乳を中止してください。
めまいや眠気などの副作用を引き起こすことがあるため、オクスカーブ150服用中は自動車の運転など危険を伴う機械の操作に従事する場合は充分に注意してください。