以下の場合、アレリド10mgを絶対に服用しないでください。
・アレリド10mgの成分に対し過敏症の既往歴のある人
【慎重服用】
・腎障害のある人: 高い血中濃度が持続するおそれがあります。
・肝障害のある人: 高い血中濃度が持続するおそれがあります。
・高齢者: 高い血中濃度が持続するおそれがあります。
・てんかんなどのけいれん性疾患またはこれらの既往例のある人: けいれんを発現するおそれがあります。
【重要な基本的注意】
・眠気を催すことがあるので、アレリド10mgを服用中は自動車の運転など危険を伴う機械の操作には従事しないように充分注意してください。
・アレリド10mgを季節性症状の人が服用する場合は、好発季節を考えて、その直前から服用を開始し、好発季節終了時まで続けることがのぞましいとされています。
・アレリド10mgの使用により効果が認められない場合には、漫然と長期にわたり服用しないように注意してください。
アレリド10mgは主として腎臓から排泄されますが、高齢者では腎機能が低下していることが多く、高い血中濃度が持続するおそれがあるので、低用量から服用を開始するなど慎重に服用し、異常が認められた場合は減量または休薬するなど適切な処置を行なってください。
妊娠中の服用に関する安全性は確立していないので、妊婦または妊娠している可能性のある人は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ服用してください。
授乳中の人は、アレリド10mgの服用中は授乳を避けてください。
低出生体重児、新生児、乳児、幼児または小児に対する安全性は確立していません。
アレリド10mgは、アレルゲン皮内反応を抑制するため、アレルゲン皮内反応検査を実施する3-5日前から服用を中止するのが望ましいとされています。