以下に該当する場合は、アキュパン30mgを絶対に使用しないでください。
・アキュパン30mgの成分に過敏症の人
・けいれん性疾患(てんかんなど)のある人
・モノアミン酸化酵素阻害薬(MAOIs)を使用している人
・12歳未満の小児
【警告】
アキュパン30mgの適応症状に心筋梗塞は含まれておらず、また効果効能を確立する報告もなされていません。そのためアキュパン30mgを心筋梗塞の治療薬として使用することは適切ではないとされています。
【慎重服用】
・腎機能や肝機能の低下
・緑内障
・尿閉
・高齢者
【重要な基本的注意】
代謝能力の低下している高齢者は、塩酸ネホパムによる中枢神経系の副作用が発現しやすいとされており、また実際に幻覚や混乱といった副作用が報告されていることから、1回の服用量を1錠とすることが推奨されています。
アキュパン30mgの使用によって他薬による抗コリン性作用や交感神経刺激作用が増強されることがあります。
アキュパン30mgの使用によって頻脈や狭心症の悪化といったような交感神経刺激作用がみられることがあります。
アキュパン30mgの使用によって眠気を催すことがあるため、車の運転や、機械の操作に携わる人は注意してください。
妊娠中、および授乳中の女性におけるアキュパン30mgの安全性は確立されていません。また、塩酸ネホパムは母乳中への移行が指摘されています。
処方されたとおりの用途でのみ使用し、他人と共用することはしないでください。
他の疾患で医療機関に罹る場合には、医師や薬剤師にアキュパン30mgの使用を報告してください。
子供の手の届かない涼しいところで保管してください。
使用期限の超過、外装に損傷が見られる場合の使用はしないでください。