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2011-11-10
ソース(記事原文):デカンクロニクル
子供用虫下し錠剤
デカンクロニクル(2011年11月10日)― 学校保健プログラムの一環として、チェンナイ市の公社保健局は学童によく見られる腸内寄生虫感染症の治療に対し、児童70万人に錠剤を配布することを決定した。学童の活力レベルを高めることを主要な背景としたこの配布を、公社当局は1週間のうちに始めるとしている。
腸内寄生虫感染症は主に子供が罹るが、貧血の原因となり、脳の自発的な機能も停止させる。長期的にはこれが思考パターンに影響し子供の積極的な行動を阻むこともある。「腸内の寄生虫は激しい腹痛、腸内炎症、貧血を引き起こす。これが疲労となったり、子供が活力を失うのが非常に早くなり、忘れやすくなることも多い」と小児科医のヴァサンティ・カンナン(Vasanthi Kannan)は言った。
「アルベンダゾール錠を摂取すると、食物からの栄養は吸収され体内の鉄含量は向上する。「この錠剤を摂取すれば児童は利発、機敏になり学習スキルが増すだろう。女児の場合、今治療しておくと、将来の妊娠合併症を予防できる」と市の保険担当者P.クハナンサン(P. Kuhananthan)氏。児童は手の衛生の重要性と個人衛生の維持法についても学ぶ。
「これは学校保健プログラムの一環で、WHOの勧告に従っている。錠剤は公社、政府、政府認可の学校の生徒全員に10日以内に配布される。連絡があれば、私立学校にも生徒向けに配布する」とクハナンサン氏は付け加えた。