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2015-02-05
ソース(記事原文):ビジネス・スタンダード
2月10日の全国駆虫デイに子供たちの駆虫をするキャンペーン
ビジネス・スタンダード(2015年2月5日) ― 全国的なキャンペーンが2月10日の全国駆虫デイを前に開始され、公立の学校やアンガンワディ (Anganwadi) ・センターを通じ、1歳~19歳の子どもを駆虫する。
「このプログラムの第一段階は、アッサム(Assam)州、ビハール(Bihar)州、チャッティースガル(Chhattisgarh)州、ハリヤナ(Haryana)州、カルナタカ(Karnataka)州、マハラシュトラ(Maharashtra)州、マディヤ・プラデーシュ(Madhya Pradesh)州、ラジャスタン(Rajasthan)州、タミル・ナードゥ(Tamil Nadu)州、トリプラ(Tripura)州などの11州で行われる」
「約1億4000万人の子どもたちがこの段階で対象となる」とインド保健省の副次官であるC・K・ミシュラ(C K Mishra)は言った。
活動が開始するのは2月10日の全国駆虫デイからだが、続いて2月14日まで掃討回診が行われる。この試みの一環として、1歳~2歳の子どもには半錠、2歳~19歳には1錠まるまる、アルベンダゾール錠が配布される。
学校では、教師が在籍生徒にアルベンダゾールを1錠ずつ配布し、その旨記録する。また、アンガンワディの職員は1歳~5歳の子ども全員、非就学の児童および青少年にアルベンダゾールを配布し、その旨記録する。
ASHAsとは保険省で働く認定ソーシャル保健活動家らだが、5歳未満の子ども、登録されていない子どもや青少年を近くのアンガンワディセンターに行かせ、また、子どもの親に、最寄りの場所で子どもアルベンダゾール錠を投薬して貰うよう促す。
土壌伝播蠕虫症(STH)は、世界的に最も一般的な感染症の一つである。人に感染するSTHは3種類で、回虫(AscarisLumbricoides)、鞭虫(Trichuristrichiuria)、鉤虫(NecatoramericanusおよびAncylostomaduodenale)である。
「土壌伝播蠕虫は、感染者の糞便中に排出された卵で伝播する。成虫は腸に住み、そこで毎日何千もの卵を産む。適切な衛生を欠いている場所では、これらの卵が土壌を汚染する」とミシュラは言った。
WHOによると、インドでは土壌伝播蠕虫症が蔓延している。
それとは別に、WHOの研究によると、インドの1歳~4歳の年齢層の2億4,100万人の子どもに土壌伝播蠕虫症つまり寄生虫のリスクがあると推定されている。この数は、この年齢層のインドの子どもの約68パーセントに当たる。
寄生虫は子供の健康や教育、そして長期にわたる収入の可能性を低下させる結果を招く。寄生虫は貧血や栄養不足を引き起こし、それにより心身の発達が損なわれる可能性がある。