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2014-01-03

ソース(記事原文):ハッフィングトン・ポスト

フケの悩みは「家にあるもの」を使って解決

ハッフィングトン・ポスト(2014年1月3日) ― フケのトラブルはとても困ったもので解決が難しいこともあります。原因はいろいろで、脂漏性皮膚炎、湿疹、乾癬のほかには頭を十分に洗っていない場合なども…。でも、たいていは不衛生が原因ではありません。ドラッグスストアの製品を使ってケアできますが、フケの原因がいくつにも及ぶ、あるいは不明だと効かないこともあります。効果的なのはコールタールや硫化セレンの入った製品です。ただ副作用や、一般に不快とされるにおいがすることもあります。

それに、長い付き合いとなるフケトラブルのためにドラッグストア製品をたびたび購入すると、お金がかかってしまいます。フケを抑えるために、代わりに使えるのが「家にあるもの」です。それは一般的なものばかりで、普通は家の中を探せばキッチンや薬箱の中などで見つかります。薬局や食料雑貨店に行くのに比べたら、かなり安上がりです。

アスピリンは、単に頭痛を治す以外にもいろいろな用途があります。アスピリン2錠を用意し、砕いてきめ細かい粉末状にしたら洗髪に使う分のシャンプー剤に加えてください。泡立てたら頭に1、2分間つけたままにして、その後洗い流します。そしてまだ残っている粉末を落とすために、普通のシャンプー剤でもう一度洗髪してください。この方法が効くのはアスピリンがサリチル酸塩を含有しているからで、フケ用シャンプーにも有効成分としてサリチル酸が含まれています。

天然オイル(ココナッツオイル、アーモンドオイル、オリーブオイルなど)は、頭皮の潤いを保ってフケを防ぐために使えます。少量のオイルをボウルに入れて温めたら、頭皮に塗ってマッサージするだけです。このとき、頭皮全体をカバーするようにしてください。髪と頭皮をタオルで包み、一晩そのままにします。朝になったら洗い流してください。

酢の用途は、窓をきれいにしたりフライドポテトにかけたりするだけではありません。頭皮がうろこ状になるのを防ぐためにも使えます。いつものシャンプーが済んだら、リンゴ酢2カップと冷水2カップを混ぜてすすぎに使ってください。代わりに、ホワイトビネガーを頭皮に塗ってタオルで包み、一晩そのままにしてから翌日のいつものシャンプーで洗い落としてもいいでしょう。

重曹は食器棚や冷蔵庫の脱臭剤になりますが、フケ症の簡単な治療法にもなります。2、3週間はシャンプー剤の代わりに重曹を使ってみてください。一握りの重曹を頭皮によく擦り込んだら、十分に洗い流します。いつもの洗髪スケジュールどおりに繰り返し行ってください。

レモン汁を使った頭皮マッサージで、厄介なフケをなくすこともできます。レモン汁を頭皮に揉み込むようにマッサージして、15~20分間そのままにしてからシャワーで洗い流します。効果を最大限引き出すには、毎日繰り返してください。

生え際に沿ってフケがあるなら、それは脂漏性皮膚炎かもしれません。その場合は上に挙げたものを使って治療できます。上記のいずれかを生え際だけに使い、皮膚に浸透するようによくマッサージしてください。このとき、生え際を完全にカバーするようにします。

フケに振り回されて、お気に入りの服を着たいのに着られない…なんてことのないように。フケにさよならしたら帽子をとって、健康な髪と頭皮に注目を集めましょう!


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