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2014-03-21
ソース(記事原文):アラブニュース
アスピリンを常用しても腎臓に影響しない
アラブニュース(2014年3月21日) ― サウジアラビア王国で腎臓専門医が腎臓病について話し、血栓形成防止にアスピリンを常用しても腎障害患者には副作用がないと語った。
これは、ハーリド・アブドゥルアジーズ・アル・サラン(Khalid Abdulaziz Al-Saran)が木曜日にサウジアラビア王国で世界腎臓デー(World Kidney Day)を記念して行われた健康意識向上プログラム(Health Awareness Program)において、国内の人々からの腎障害についての質問に答えたものである。このプログラムでは、一般の人たちが腎疾患について助言と説明を求める機会があった。
保健省MoHの広報部(Communications Department of the Ministry of Health)は、フリーダイヤル8002494444やTwitterの保健省のアカウント@ saudimohを使って質問を寄せるよう呼びかけていた。
この腎臓専門医は、腎疾患患者が抗生物質や鎮痛剤を服用すると通常、副作用があると説明した。しかし、医師の助言に従ったものであれば、高齢者がアスピリンを常用しても副作用はないであろうと指摘した。
この医師は成人と小児の腎臓病の原因の記録を比較し、高血圧や糖尿病は今でも成人の腎疾患の主要原因であるが、小児は先天性疾患や尿路感染症から腎障害に罹患すると述べた。「我が国の小児の腎臓病患者数は、成人腎臓病患者のわずか5%である」と述べ、「腎臓を保護し心臓を維持」するよう質問者に助言した。
アル・サラン医師はこれを世界的な問題だと述べ、腎臓病は糖尿病や心血管疾患などの慢性疾患患者に影響を与える可能性があるので、意識するべきだと語った。
末期腎不全(ESRD)に至り透析治療を受けている患者はサウジアラビアでは約12,000人だとアル・サランは述べ、腎疾患の37%が糖尿病によるもの、32%が高血圧によるものだと付け加えた。
アル・サランは腎臓病予防の重要性を説明し、また、腎臓病の初期兆候が見られたら腎臓病健診センターに行くよう助言した。
今年、サウジアラビアは世界の90カ国とともに、世界腎臓デーを実施した。今年のテーマは慢性腎臓病(CKD)と高齢化である。CKDはどの年齢でも発症しうるが、年齢とともに発症率が上がる。
世界腎臓デーの世界的な使命は、健康全般において腎機能が重要であるという意識を高め、腎臓病や腎臓病に関連する健康障害の頻度と影響を低減することである。
保健省の病院事務担当次官アキル・アル・ガムディ(Aqeel Al-Ghamdhi)博士は、サウジアラビアの20地域で約9,792人が透析を受けていると述べた。
博士は、腎不全患者は医療支援だけでなく心理的な治療も必要としていることを指摘した。同省はサウジアラビアのどの透析センターでも両方のサービスを提供している。博士は、腎臓病患者の治療だけでなく、これらの疾患の予防方法を助言することも目的として、同省が様々なプログラムを実施したと述べた。博士は、肥満、糖尿病、心臓病、高血圧、腎不全などの慢性疾患が増えているのは生活様式の変化によるものだと述べた。
博士は糖尿病と高血圧が腎臓障害の2大原因であると説明し、2025年までに世界で更に3億人が糖尿病や高血圧症に罹患するだろうと述べた。
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