以下の場合、ラニチジン・リリーフ 150mgを絶対に服用しないでください。
・ラニチジン・リリーフ 150mgの成分に対して過敏症の既往歴のある人
【慎重服用】
・腎障害のある人: 血中濃度が持続するので、服用量を減ずるか服用間隔をあけて使用してください。
・肝障害のある人: ラニチジン・リリーフ 150mgは主として肝臓で代謝されるので、血中濃度が上昇するおそれがあります。
・薬物過敏症の既往歴のある人
・高齢者
【重要な基本的注意】
・治療にあたっては経過を充分に観察し、病状に応じ治療上必要最小限の使用にとどめ、ラニチジン・リリーフ 150mgで効果がみられない場合にはほかの療法に切り替えてください。なお、血液像、肝機能、腎機能などに注意してください。
【用法・用量に関連する使用上の注意】
・腎機能低下の人では血中濃度半減期が延長し、血中濃度が増大するので、服用量を減ずるか、服用間隔をあけて使用してください。
ラニチジン・リリーフ 150mgは主として腎臓から排泄されますが、高齢者では腎機能が低下していることが多いため血中濃度が持続するおそれがあるので、減量するか服用間隔を延長するなど慎重に服用してください。
妊娠中の人の服用に関する安全性は確立していないため、妊婦または妊娠している可能性のある人は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ服用してください。
母乳中に移行することが報告されているため、服用中は授乳しないように注意してください。
小児などに対する安全性は確立していません。
ラニチジン・リリーフ 150mgの服用にいより胃がんの症状を隠蔽することがあるので、悪性ではないことを確認のうえ服用してください。
外国において急性ポルフィリン症の人が服用した場合、その症状を悪化させたとの報告があります。