メトホルミン・マイラン(塩酸メトホルミン)850mg 500錠

4600 円 !! インスリン抵抗性を改善。主に肝臓における糖分の生成を抑えることで血糖を下げます。体重増加を助長しないことから、特に肥満型の2型糖尿病最適。コレステロールや中性脂肪を減少させる作用も。

Metformin Mylan (Metformin Hydrochloride) - 850mg (500 Tablets)

內容量 : 500錠
価格: 4600 円

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有効成分

塩酸メトホルミン(Metformin Hydrochloride)

 

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製造国

ニュージーランド


製造元

Mylan


下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の使用においては医師の指示に基づき、適切な量を使用するようにしてください。

通常、成人はメトホルミン850mgを単剤服用、またはほかの糖尿病治療薬、インスリンと併用服用します。

【成人】
●単剤服用、ほかの糖尿病治療薬との併用
通常、成人は1回1錠を1日2-3回、食中に経口服用します。
服用開始10-15日後に血糖値に応じて服用量を調整しますが、1日の最大服用量は3gまでとします。
●インスリンとの併用 通常、服用開始量として成人は1回1錠を1日2-3回食中に経口服用し、インスリン量は血糖値に応じて調整します。 【10歳以上の子ども】 通常、服用開始量として1日1錠を食中に経口服用します。 服用開始10-15日後に血糖値に応じて服用量を調整しますが、1日の最大服用量は2gまでとし、2-3回に分けて服用します。
メトホルミン850mgは2型糖尿病の治療薬で、食事療法・運動療法のみ、またはこれらの治療法に加えてスルホニルウレア剤を使用しても充分な治療効果が得られない場合に使用します。

食べ物や飲み物が消化されると体内でブドウ糖(グルコース)と呼ばれるエネルギー源がつくられ、血液によって体の細胞に運ばれて筋肉や臓器で使われます。このブドウ糖の血中量を示す値が血糖値で、この血糖値が異常に高くなった状態が糖尿病です。健康な状態では、インスリンと呼ばれるホルモンがブドウ糖の量をコントロールしていますが、糖尿病になるとこのインスリンが不足したり、うまく作用しなくなります。 そのためブドウ糖が細胞に取り込まれなくなり、筋肉や臓器で血液中のブドウ糖が使われなくなることで全身のエネルギーが不足した状態になり、のどの渇き、体重減少、視力異常、倦怠感、尿の量・回数の増多、立ちくらみなどの症状が現れます。またこのような代謝機能の異常な状態が長期間続くと、体内の血管が詰まり、眼、腎臓、神経などに障害が起る「糖尿病性合併症」を引き起こす原因にもなります。

糖尿病は1型と2型に分類することができます。1型糖尿病は、インスリンを作るすい臓のβ細胞が破壊され、体内のインスリン量が絶対的に足りなくなることで起こり、通常は若い人や子供に多くみられるため、若年性や小児性糖尿病と呼ばれることもあります。

また2型は、何らかの原因でインスリンの分泌量が少なかったり、インスリンの働きが悪くなったりすることで起こる糖尿病のことを指します。 中でも、すい臓からインスリンが分泌されても筋肉や臓器が血液中のブドウ糖を取り込まない状態をインスリン抵抗性と呼び、内臓肥満、高血圧、低HDLコレステロール血症の人などに多くみられる傾向があります。 この2型の原因として考えられているのは、遺伝と生活習慣です。例えば食べ過ぎ、運動不足、肥満、喫煙、飲酒、ストレス、加齢などが関わっているとされており、日本人糖尿病患者の約95%以上がこのタイプだとも言われています。また1型が急激に発病するのに対し、2型はゆっくりとその症状が現われ、初期段階では自覚症状がほとんどないのも特徴です。これ以外に、ほかの病気や薬の影響による糖尿病や、妊娠がきっかけとなって起こる糖尿病(妊娠糖尿病)などがあります。

糖尿病の初期治療では、薬物などによる治療よりはむしろ食事療法および運動療法が重視されます。これにより血糖の低減、心肺強化、血圧降下などの効果が期待できるために、通常は薬物療法に入る前の治療として、また薬物療法と併用して行ないます。
糖尿病の薬物療法に使用される薬は多種多彩ですが、そのひとつがメトホルミン850mgです。インスリンに対する感受性を高め、主に肝臓での糖分生成を抑えることで血糖を下げ、特に肥満型に適していると言われています。
有効成分のメトホルミンはビグアナイド系の薬剤で、AMP活性化キナーゼ(AMPK)という酵素を活性化する作用を持ち、肝臓における糖新生の抑制、および末梢での糖利用の促進、腸管からの糖吸収を抑制することによって血糖降下作用を示します。また、すいβ細胞のインスリン分泌を介することなく血糖降下作用を示すため、2型糖尿病の治療薬として広く用いられています。
そのほかにもメトホルミン850mgは、中性脂肪やコレステロールの合成を抑制するため、服用により脂肪肝が減少するだけでなく、血中に放出される中性脂肪、コレステロールにも有効だとされています。
インスリン分泌を介さず、肝糖新生抑制、骨格筋・脂肪組織における糖取り込み促進および小腸からの糖吸収抑制により血糖を低下させます。
長期服用試験において、HbAlc値、空腹時血糖値およびグリコアルブミン値を改善し、良好な血糖コントロールを維持しました。

肥満、非肥満にかかわらず、同程度の血糖降下作用を示します。

体重の増加を助長しません。

メトホルミンを有効成分とする薬剤は、日本ではグリコラン(日本新薬)、ネルビス(三和化学研究所)、メタクト(武田薬品)、メデット(トーアエイヨー、アステラス製薬)、メトグルコ(大日本住友製薬)、メトホルミン(日本ジェネリック、東和薬品)、メトリオン(日本ケミファ、シオノケミカル、テバ製薬)の名前で発売されています。

海外では、Apo-Metformin、Fortamet、Gen-Metformin、Glucophage、Glumetza、Glycon、Mylan-Metformin、Novo-Metformin、Nu-Metformin、PMS-Metformin、Ran-Metformin、Ratino-Metformin、Riomet、Sandoz Metformin、Teva-Metforminなどの名前で発売されています。
以下の場合、メトホルミン850mgを絶対に服用しないでください。

・以下のような状態の人: 乳酸アシドーシスを起こしやすくなります。

乳酸アシドーシスの既往
中等度以上の腎機能障害: 腎臓におけるメトホルミンの排泄が減少します。
透析者(腹膜透析を含む): 高い血中濃度が持続するおそれがあります。
重度の肝機能障害: 肝臓における乳酸の代謝能が低下します。
ショック、心不全、心筋梗塞、肺塞栓など心血管系、肺機能に高度の障害のある人およびその他の低酸素血症を伴いやすい状態: 乳酸産生が増加します。
過度のアルコール摂取者: 肝臓における乳酸の代謝能が低下します。
脱水症、脱水状態が懸念される下痢、嘔吐などの胃腸障害のある人

・重症ケトーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡、1型糖尿病の人: 輸液、インスリンによる速やかな高血糖の是正が必須となります。 ・重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある人: インスリン注射による血糖管理が望まれるのでメトホルミンの使用は適しません。また乳酸アシドーシスを起こしやすくなります。
・栄養不良状態、飢餓状態、衰弱状態、脳下垂体機能不全または副腎機能不全の人: 低血糖を起こすおそれがあります。
・妊婦または妊娠している可能性のある人
・メトホルミン850mgの成分またはビグアナイド系薬剤に対し過敏症の既往歴のある人

【警告】
・重篤な乳酸アシドーシスを起こすことがあり、死亡に至った例も報告されています。乳酸アシドーシスを起こしやすい人は服用しないでください。 ・腎機能障害または肝機能障害のある人、高齢者が服用する場合には、定期的に腎機能や肝機能を確認するなど慎重に使用してください。特に75歳以上の高齢者では、メトホルミン850mgの適否を慎重に判断してください。

【慎重服用】
・不規則な食事摂取、食事摂取量の不足: 低血糖を起こすおそれがあります。
・激しい筋肉運動: 低血糖を起こすおそれがあります。
・軽度の腎機能障害: 乳酸アシドーシスを起こすおそれがあります。
・軽度-中等度の肝機能障害: 乳酸アシドーシスを起こすおそれがあります。
・感染症: 乳酸アシドーシスを起こすおそれがあります。
・高齢者
・ヨード造影剤、腎毒性の強い抗生物質との併用: 乳酸アシドーシスを起こすおそれがあります。
・ほかの糖尿病用薬を使用中の人

【重要な基本的注意】
・まれに重篤な乳酸アシドーシスを起こすおそれがあるので、以下の内容を充分理解してください。

過度のアルコール摂取を避けてください。
発熱、下痢、嘔吐、食事摂取不良などにより脱水状態が懸念される場合には、いったん服用を中止し、医師に相談してください。
乳酸アシドーシスの初期状態が現れた場合には、ただちに受診してください。

・ヨード造影剤を用いて検査を行なう人は、メトホルミン850mgの併用により乳酸アシドーシスを起こすおそれがあるので、検査前はメトホルミン850mgの服用を一時的に中止してください(ただし、緊急に検査に行なう必要がある場合を除く)。ヨード造影剤服用後48時間はメトホルミン850mgの使用を再開しないでください。なお、使用再開時には、状態を注意してください。
・脱水により乳酸アシドーシスを起こすことがあります。脱水状態が現れた場合には服用を中止し、適切な処置を行なってください。
・腎機能障害のある人では腎臓におけるメトホルミンの排泄が減少し、メトホルミンの血中濃度が上昇します。服用開始前および服用中は以下の点に注意してください。

腎機能や状態に充分注意して服用の適否や服用量の調節を検討してください。腎機能はeGFRや血清クレアチニン値などを参考に判断してください。
メトホルミン服用中は定期的に高齢者など特に慎重な経過観察が必要な場合にはより頻回に腎機能(eGFR、血清クレアチニン値など)を確認し、腎機能の悪化が認められた場合には、使用の中止や減量を行なってください。

・肝機能障害のある人では肝臓のおける乳酸の代謝能が低下する可能性があるので、高所作業、自動車の運転などの従事している人が使用するときは注意してください。また、低血糖状態に関する注意について充分に理解してください。
・糖尿病の診断が確立した人のみ適用を考慮してください。糖尿病以外にも耐糖能異常・尿糖陽性など、糖尿病類似の症状(腎性糖尿、甲状腺機能異常など)を有する疾患があることに留意してください。
・適用はあらかじめ糖尿病治療の基本である食事療法、運動療法を充分に行なったうえで効果が不充分な場合に限り考慮してください。 ・服用する場合には、少量から開始し、血糖値、尿糖などを定期的に検査し、薬剤の効果を確かめ、効果が不充分な場合は速やかにほかの治療法への切り替えを行なってください。
・服用の継続中に使用の必要がなくなる場合や、減量する必要がある場合があり、また不養生、感染症の合併などにより効果がなくなったり、不充分となる場合あるので、食事摂取量、体重の推移、血糖値、感染症の有無などに留意のうえ、常に服用継続の可否、服用量、薬剤の選択などに注意してください。

【その他の注意】
・インスリンまたは経口血糖降下剤の服用中にアンジオテンシン変換酵素阻害剤を服用することにより、低血糖が起こりやすいとの報告があります。
高齢者では腎機能、肝機能などが低下していることが多く、また脱水症状を起こしやすいとされています。これらの状態では乳酸アシドーシスを起こしやすいので、以下の点に注意してください。

メトホルミン850mgの開始前、服用中は定期的に、特に慎重な経過観察が必要な場合にはより頻回に腎機能や肝機能を確認するなど充分に観察しながら慎重に服用してください。: メトホルミンはほとんど代謝されず、未変化体のまま尿中に排泄されます。また肝機能の低下により乳酸の代謝能が低下します。
腎機能や脱水症状など、状態に充分注意して服用の中止や減量を検討してください。特に75歳以上の高齢者では、乳酸アシドーシスが多く報告されており、予後も不良であることが多いため、メトホルミン850mgの適否をより慎重に判断してください。

妊婦または妊娠している可能性のある人は服用しないでください。

授乳中の人は服用を避け、やむを得ず服用する場合は授乳を中止してください。

低出生体重児、新生児、乳児、幼児または小児に対する安全性は確立していません。

以下の薬剤とメトホルミン850mgを併用する場合、注意してください。

・ヨード造影剤: 併用により乳酸アシドーシスを起こすことがあります。ヨード造影剤を用いて検査を行なう場合には、メトホルミン850mgの服用を一時的に中止してください。
・腎毒性の強い抗生物質(ゲンタマイシンなど): 併用により乳酸アシドーシスを起こすことがあります。併用する場合は、メトホルミン850mgの服用を一時的に減量・中止するなど適切な処置を行なってください。
・インスリン製剤、スルホニルウレア剤、速効型インスリン分泌促進薬、α-グルコシダーゼ阻害剤、チアゾリジン系薬剤、DPP-4阻害剤、GLP-1受容体作動薬: 併用により低血糖症状が起こることがあるので、状態を充分観察しながら使用してください。低血糖症状が認められた場合には、通常はショ糖を使用し、α-グルコシダーゼ阻害剤(アカルボース、ボグリボース、ミグリトール)との併用の場合にはブドウ糖を使用してください。 ・たんぱく同化ホルモン剤、グアネジン、サリチル酸剤(アスピリンなど)、β遮断剤(プロプラノロールなど)、モノアミン酸化酵素阻害剤: 併用により低血糖症状が起こることがあるので、状態を充分観察しながら使用してください。低血糖症状が認められた場合には、通常はショ糖を使用し、α-グルコシダーゼ阻害剤(アカルボース、ボグリボース、ミグリトール)との併用の場合にはブドウ糖を使用してください。
・アドレナリン、副腎皮質ホルモン、甲状腺ホルモン、卵胞ホルモン、利尿剤、ピラジナミド、イソニアジド、ニコチン酸、フェノチアジン系薬剤: 併用により血糖降下作用が減弱することがあるため、状態を充分観察しながら使用してください。
・有機カチオン輸送を介して腎排泄される薬剤(シメチジン): 併用によりメトホルミンまたは相手薬剤の血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがあります。観察を充分に行ない、必要に応じてメトホルミンまたは相手薬剤を減量するなど慎重に使用してください。
医師の診断を受けてください。
気付いたときにすぐに食物と共に服用してください。

次回の服用時間が近い場合は、服用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。
2回分を1回に服用することは絶対におやめください。
メトホルミン850mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

●主な副作用
下痢、悪心、食欲不振、消化不良、嘔吐、腹痛、腹部膨満感、便秘、胃炎、胃腸障害、放屁増加、貧血、白血球増加、好酸球増加、白血球減少、血小板減少、発疹、そう痒、肝機能異常、BUN上昇、クレアチニン上昇、乳酸上昇、CK(CPK)上昇、血中カリウム上昇、血中尿酸増加、ケトーシス、味覚異常、頭重、頭痛、むくみ、全身倦怠感、眠気、めまい、ふらつき、動悸、発汗、脱力感、空腹感、ビタミンB12減少、筋肉痛

●極稀に起こる重篤な副作用
乳酸アシドーシス、低血糖、肝機能障害、横紋筋融解症