ピロカー2%点眼薬 (硝酸ピロカルピン)5mL

440 円 !! 緑内障治療用点眼薬!眼圧を上昇させる房水の流出口を拡大することで、優れた眼圧低下作用を発揮!点眼後1時間ほどで効果が発現!特に閉塞隅角緑内障(狭隅角緑内障)の治療に最適!

Pilocar 2% Eye Drops (Pilocarpine Nitrate IP) - 2% w/v (5mL)

內容量 : 5mlボトル
価格: 440 円

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有効成分

硝酸ピロカルピン(Pilocarpine Nitrate IP)

 

製造国

インド


製造元

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下記の使用量はあくまでも目安です。
実際の使用においては医師の指示に基づき、適切な量を使用するようにしてください。

【慢性開放/閉塞隅角緑内障の治療】
1回1滴を1日4回点眼します。

【急性緑内障(急性閉塞隅角緑内障)】
5-10分毎に1滴の点眼を3-6回繰り返した後、眼圧の低下が確認されるまで3時間毎に1滴を点眼します。

・点眼方法
1. 手を洗浄します。 天井を見るように頭を傾けます。
2. 下まぶたがポケットのような形状になるまで軽く押し下げます。
3. 容器をさかさまにして軽く押し、一滴を必要とされる目に点眼します。
4. 目を閉じ、下まぶたを抑えた状態で2-3分静止します。

・うまく点眼できなかった場合は再度点眼してください。
・他の点眼薬と併用する際には点眼間隔を最低10分は空けるようにしてください。
・コンタクトレンズを使用している方は医師と相談してください。

ピロカー2%点眼薬は有効成分を縮瞳薬である硝酸ピロカルピンとする緑内障治療薬で、主に閉塞隅角緑内障治療に使用されています。
閉塞隅角緑内障(狭隅角緑内障)とは視神経の損傷によって視野が欠損する進行性の病気である緑内障の一つで、緑内障患者のうち10%を占めるとされています。

緑内障は、眼の毛様体筋という部分で生成され角膜や水晶体といった組織への酸素・栄養補給、または老廃物回収の役割を果たしている房水の排出が滞ることによる眼圧の上昇が視神経を圧迫、損傷することによって発症すると考えられています。
この房水の排出口となっているのが隅角と呼ばれる黒眼の端部分、つまり角膜と虹彩の境目の隙間ですが、閉塞隅角緑内障(狭隅角緑内障)はこの隅角が狭められ完全に閉じてしまうことによって発症します。
隅角は年齢と共に狭くなっていくため高齢になってから発症しやすく、また水晶体と虹彩の距離が近い遠視の人においては、水晶体が虹彩を前方に押し付けて隅角を塞いでしまうために発症する割合が高いとされています。
全体的な発症頻度は高くはありませんが、視力の良い高齢の女性によくみられる疾患となっています。

この隅角の閉塞が徐々に起こるのが慢性閉塞隅角緑内障、何らかの理由により急激に起こるのが急性緑内障(急性原発閉塞隅角緑内障)です。
慢性隅角閉塞緑内障の場合は無症状のことが多いですが、場合によっては眼のかすみ、充血、痛み、頭重感といった症状が現れます。
急性緑内障(急性閉塞隅角緑内障)の場合は視力低下、霧視、光の周りに虹が見える虹視症、眼痛、悪心、嘔吐などの症状が現れ、また眼圧が40mmHgを超え、失明の可能性が非常に高くなるため、緊急処置が必要となります。

ピロカー2%点眼薬の有効成分である硝酸ピロカルピンは副交感神経(コリン)作動薬です。
眼の平滑筋上にある副交感神経系のムスカリン受容体(M3)に直接作用し、瞳孔の周囲に存在しその大きさを調節する瞳孔括約筋や水晶体の厚みを調節する毛様体筋を収縮させます。
毛様体筋の収縮は虹彩の付け根と毛様体筋の接合部を開き房水主要流出経路である隅角繊維柱体を拡大させ、また瞳孔括約筋の収縮は虹彩が隅角に接触することを妨げることから、結果として房水流出経路の隅角が広がり、房水の流出抵抗が改善されて眼圧が低下させられます。

ピロカー2%点眼薬の有効成分の硝酸ピロカルピンはその優れた眼圧低下作用により、古くから原発閉塞隅角緑内障の第一選択薬として広く使用されてきました。
透過性に優れているため、点眼後およそ60分ほどで眼圧低下作用を発揮する上、重篤な副作用の発現もなく、長期間の使用においてもその効力が継続するとされています。

ただし作用時間が短いため、1日に頻度の点眼が必要とされ、また瞳孔を収縮する作用が強いため視野の暗黒化といった視野障害をもたらすこともあります。

ピロカルピンを有効成分とした点眼薬で日本で販売されているものにはサンピロ点眼薬(参天堂製薬)があり、海外においてはAkarpine、Isopto、Carpine、Pilocar、Piloptic-1などのブランド名で販売されています。

以下に該当する方のピロカー2%点眼薬の使用は禁忌とされています。
・糖尿病などや副腎ステロイド剤の使用などを原因とする緑内障(続発性緑内障)
・ブドウ膜炎
・有効成分の硝酸ピロカルピンやその他の成分に過敏症の方
・急性角膜炎
・急性虹彩炎

以下に該当する方のピロカー2%点眼薬の使用には注意が必要とされています。
・喘息
・心疾患
・高血圧症
・尿道閉塞
・パーキンソン病
・胃潰瘍

ピロカー2%点眼薬の使用は車の運転や機械の操作に影響を与えることがあります。
使用によってこれらの操作に支障がないことが確認されない限り、車の運転や機械の操作を行うことは避けてください。

ピロカー2%点眼薬を使用によって視力等に影響が出る可能性があるため、治療中は定期的に眼の検査を受け、何かしらの異常を感じた場合にはただちに医師に報告するようにしてください。

虹彩(瞳)の色が濃い患者の効果的な治療には有効成分濃度の高い点眼薬か、使用回数を増やす必要があることがあります。 このような処置がとられた場合は必要以上の量を使用しないよう注意して下さい。

結膜と角膜は眼球の表面を被っており、結膜は瞼の内側をも被っています。これらに損傷が認められる場合のピロカー2%点眼薬の使用時には結膜や角膜の損傷における対処も必要となります。

ピロカー2%点眼薬の使用中にアレルギー反応が現れた場合は使用を中断し、医師や薬剤師に報告して下さい。

妊娠中、授乳中のピロカー2%点眼薬の使用は医師によって母体へ与える効力が胎児、或いは乳幼児へ与える危険性を上回ると判断された場合のみ、注意しながら行ってください。指示のない限り避けるようにしてください。

点眼時に、点眼口が目や他の表面に接触しないようにしてください。接触による溶液の汚染が懸念されます。

他の点眼薬と併用する場合には、点眼の感覚を5分以上開けるようにしてください。軟膏やクリームなどは点眼薬を使用した後に塗布するようにしてください。

他の疾患などで医療機関に罹る場合には、医師にピロカー2%点眼薬を使用していることを伝えてください。

処方された用途以外での使用はせず、また他人との共用もお避けください。

子供の手の届かないところで保管してください。

開封後、点眼液が汚染され、使用によって目の炎症が引き起こされる可能性があります。
開封後4週間を経過した点眼薬は速やかに破棄するようにしてください。

使用期限を超過したもの、及び外装の損傷が認められる場合には使用をお避けください。

ピロカー2%点眼薬の効力は以下のような薬剤の長期併用によって消失する場合があります。
・副腎皮質ステロイド薬剤
・抗コリン薬
・抗ヒスタミン薬
・交感神経作用薬
・三環系抗うつ薬

これ以外にも他薬と併用する場合には、処方薬、市販薬に限らず事前に医師や薬剤師に相談し、併用による安全性を確認してから服用するようにしてください。

ただちに病院に連絡し、医師の処置を受けてください。

ピロカー2%点眼薬の使用を忘れた場合には、気がついた時点で使用してください。
次の使用時間に近い場合は忘れた分を飛ばして次の使用時間から使用してください。
忘れたからと言って、一度に2回分を使用することはしないでください。

ピロカー2%点眼薬の副作用には以下に挙げる症状があります。
これらの症状や、他に気になる症状が発現、継続する場合には速やかに医師に相談して下さい。

・主な副作用
視界のぼやけ、ちくちく、或いはひりひりした眼の不快感、眼の痒みや充血、涙目や眼の腫れ、瞼の紅み、頭痛など

・極稀に起こる重篤な副作用
発汗、筋肉振るえ、胃腸不良、嘔吐、下痢、呼吸困難、唾液分泌、目眩、だるさなど

トヤマ堂.mdは医薬品危険物の輸出入免許を取得して医薬品販売を行なっています。海外の医薬品卸と直接取引をしており、信頼できる正規品のみをお届けします。仕入れた商品は自社倉庫にて医薬品の品質を徹底管理していますのでどうぞ安心してご利用ください。医薬品の個人輸入においては以下の点にご注意いただく必要がございます。詳細に関しては”個人輸入について”をご覧ください。
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当店で扱う医薬品のほとんどは日本国内では処方箋薬となります。商品説明はお客様の便宜上記しているもので内容を保証するものではなく、また「使用方法・用量・おすすめ商品・効果」等についてのお問合わせには対応できかねますことを予めご了承ください。個人輸入で購入する医薬品は日本での医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはならず、輸入した医薬品のご使用はお客様ご自身の責任となりますのでご留意ください。ご注文医薬品について十分な知識が無い場合には、ご購入前に医師や薬剤師に相談し、十分に知識を得られることをおすすめいたします。