【禁忌】
・ゲンケラン2の成分に対して過敏症の既往歴のある人
【使用上の注意】
・2-8℃の間で保存してください。
・慢性リンパ性白血病や悪性リンパ腫の人以外はリューケラン2mgを服用しないでください。悪性疾患および非悪性疾患の治療中の人でクロラムブシルを服用し、けいれん、不妊、白血病、二次性悪症腫瘍がみられたとの報告があります。
・クロラムブシル治療を受けた悪性疾患および非悪性疾患の人で、急性白血病が発生したとの報告が多数あります。ほとんどの場合、これらの人はほかの化学療法薬または放射線治療も併用していました。
・思春期前および思春期の人がクロラムブシルを服用した場合、無毛症が報告されています。また長期服用の大人の場合では無精子症がみられることがあります。
・ゲンケラン2服用中はリンパ球が少しずつ減少していきますが、服用を中止すると急激に元に戻ります。
・服用3週間後あたりから好中球が減少することがあり、最後の服用後も10日ほど続くことがありますが、その後急激に元に戻ります。
・最初の好中球減少がみられた場合、服用を中止する必要はありませんが、白血球数や血小板数が標準を下回った場合はただちに服用を中止してください。
・化学療法または放射線治療後は脊髄が弱っているため、ゲンケラン2を全量服用するまで4週間以上かけてください。
・持続的な好中球や血小板の低下や末梢リンパ球数増加は骨髄浸潤を意味します。骨髄検査により確認された場合は、ゲンケラン2の1日の服用量は0.1mg/kgを超えないようにしてください。
・ゲンケラン2の1回の服用量が20mgを超える場合、吐き気や嘔吐を引き起こすおそれがあります。
・ネフローゼ症候群を持つ子どもや高服用量の人では発作を起こすリスクが高くなるため、これらの既往歴のある人は充分に注意してください。
・ゲンケラン2の服用中は、定期的に血液検査を受けてください。
【高齢者】
・低用量から服用開始するなど状況を観察しながら充分に注意して服用してください。
【妊婦、授乳婦】
・妊娠中の人はゲンケラン2を服用しないでください。
・授乳中の人はゲンケラン2の服用を避けてください。万一、服用の必要性がある場合は授乳を中止してください。
【小児など】
・小児などの服用に関する安全性は確立されていません。