クレスリップ (テルミサルタン/アトルバスタチン) 40mg/10mg

530 円 !! 血圧降下とコレステロールの低下!2つの違ったアプローチから効果的に血液の流れを改善し、将来起こりうる心疾患リスクを低減させる画期的な薬!

Creslip (Telmisartan/Atorvastatin) - 40mg/10mg (10 Tablets)

內容量 : 10錠
価格: 530 円

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有効成分

テルミサルタン(Telmisartan)

アトルバスタチンカルシウム(Atorvastatin Calcium)

 

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製造国

インド


製造元

3M Pharmaceuticals


下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

通常、成人は1日1回1錠を経口服用します。
症状などにより適宜増減しますが、1日の最大服用量は2錠までとします。

クレスリップは、テルミサルタンとアトルバスタチンという2つの成分を併せ持ち、心疾患(CVD)を引き起こすもっとも代表的な要因である高血圧および高コレステロールを画期的に治療する薬です。

高血圧は、心臓から送り出された血液が動脈血管の壁に与える圧力が高い状態を言い、その進展・維持にはレニン・アンジオテンシン・アルドステロン系(RAAS)と呼ばれる血圧の調節作用を持つホルモン系が関わっています。
収縮期血圧(上の血圧)が低くなると腎臓からレニンという酵素が血液中に放出されます。
このレニンは血流中のアンジオテンシノーゲンというたんぱく質を分解してアンジオテンシンIというたんぱく質をつくりますが、さらに血管内皮細胞に存在するアンジオテンシン変換酵素(ACE)によってアンジオテンシンIIに変わります。
このアンジオテンシンIIは強力な血管収縮作用を持ち、血圧を上昇させる働きをします。
血圧の高い状態が長く続くと、この圧力に対抗するために血管壁が厚くなり、血管の弾力がなくなるだけでなく血管が硬くなることで動脈硬化が起こり、やがては心筋梗塞などの心疾患を引き起こす原因となります。

一方、肥満やストレスが原因となって血液中の脂肪分が増え、血液がドロドロになった状態を脂質異常症(高脂血症)と言い、血管の内側にコレステロールがどんどん溜まっていくことで血管が狭くなり、血の流れが悪くなるために血圧が上がり、結果的に動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中などを引き起こす原因ともなります。
脂質異常症は血液中のコレステロール値が高いという以外に自覚症状がないため、心臓発作や脳卒中などの発作が起きて初めて知るケースも少なくありません。
日本動脈硬化学会の動脈硬化性疾病予防ガイドラインでは、脂質異常症の判断基準を、1)LDLコレステロール値が140mg/dL以上、2)HDLコレステロール値が40mg/dL未満、3)トリグリセライド(中性脂肪)値が150mg/dL以上(いずれも空腹時)のいずれかに該当する場合と定めています。
LDLコレステロールは俗に「悪玉コレステロール」と言われ、肝臓から全身にコレステロールを送る働きをしますが、同時に血管壁にコレステロールを付着させ、動脈硬化を促す働きもします。
またHDLコレステロールは、余分なコレステロールを肝臓に戻す働きをするために「善玉コレステロール」と呼ばれています。
通常はこの2つのコレステロールがバランスよく保たれていますが、脂質異常になるとLDLコレステロールの割合が増え、血管が詰まりやすい状態になります。
トリグリセライドはエネルギー源として使われる脂肪分で、増えすぎるとコレステロールが増加し、同じく動脈硬化を引き起こす原因になります。

最近の研究で、高血圧と脂質異常症は血管内皮機能不全を引き起こし、またその結果としてアテローム性動脈硬化を悪化させることがわかってきました。
血管内皮が正常に機能している動脈においては血管の拡張と収縮がバランスよく保たれていますが、加齢、運動不足、HDL減少、肥満などの原因により正常に機能しなくなると、動脈の内側に粥状(アテローム性)の隆起(プラーク)が発生して血の流れが悪くなったり、プラークが破れて血管内で血液が固まり(血栓)、血の流れを止めたりしてしまうアテローム性動脈硬化が起こります。
アテローム性動脈硬化は脳、心臓、腎臓などの臓器や脚の血管にも損傷を与えるため、場合によってはこれが原因となって心臓発作や脳卒中などを引き起こし、最悪の場合は死に至ることもあります。

以上のことから、心疾患のリスクを下げるには血圧と血液中の脂質を正常にすることがもっとも効果的だと考えられます。
クレスリップの有効成分のひとつであるテルミサルタンは、アンジオテンシンII受容体を拮抗し、血管収縮作用を抑制することで血の流れをよくし、降圧作用を示します。
またもうひとつの成分であるアトルバスタチンは、優れたコレステロール低下薬で、コレステロールを作り出す酵素の働きを阻害することで血中脂質量を低下させ、高コレステロールに伴う動脈硬化の発症を抑制する効果があります。
クレスリップはアンジオテンシンの働きを阻害して血圧の上昇を抑え、さらにコレステロール値を下げることで脂質異常症を改善するという2つのアプローチで、心臓発作や脳卒中のリスクを減らす薬です。

降圧作用を持つテルミサルタンと、高コレステロール治療薬であるアトルバスタチンの2つの成分を配合することで、心疾患へのリスクを効果的に低減させます。

テルミサルタンの降圧作用および血中半減期が約24時間と長く、またアンジオテンシンII受容体を特異的に拮抗することから、従来のACE阻害剤と比較的して副作用の少ない薬として期待されています。

アトルバスタチンはスタチン系の薬です。
スタチン系はコレステロールの低下作用が強く、確実な効果が得られるとして高コレステロール治療に広く使用されていますが、その中でもアトルバスタチンの作用は特に強力とされ、LDLコレステロール値を41%下げたとの結果報告もあります。

テルミサルタンとアトルバスタチンを配合した薬は日本では販売されていませんが、海外ではArbitel AV、Lipisar、Telday AV、TetanAVなどの名前で販売されています。

以下の場合、クレスリップを絶対に服用しないでください。
・クレスリップの成分に対し過敏症の既往歴のある人
・妊婦または妊娠している可能性のある人
・胆汁の分泌が極めて悪い人または重篤な肝障害のある人

以下の場合、クレスリップを服用しないことを原則としますが、特に必要とする場合には慎重に服用してください。
アトルバスタチンとして
・腎機能に関する臨床検査値に異常が認められる人に、クレスリップとフィブラート系薬剤を併用する場合には、治療上止むを得ないと判断される場合にのみ併用してください。

以下の場合、クレスリップを慎重に服用してください。
テルミサルタンとして
・両側性腎動脈狭窄のある人または片腎で動脈狭窄のある人: 腎血流量の減少や糸球体ろ過圧の低下により急速に腎機能を悪化させるおそれがあります。

・高カリウム血症の人: 高カリウム血症を増悪させるおそれがあります。

・肝障害のある人: テルミサルタンは主に胆汁中に排出されるため、テルミサルタンのクリアランスが低下することがあります。
また外国において肝障害の人でテルミサルタンの血中濃度が約3-4.5倍上昇することが報告されています。

・重篤な腎障害のある人: 腎機能を悪化させるおそれがあります。

・脳血管障害のる人: 過度の降圧が脳血流不全を引き起こし、病態を悪化させるおそれがあります。

・高齢者: 脳梗塞などが起こるおそれがあるため、一般に過度の降圧は好ましくないとされています。

アトルバスタチンとして
・肝障害またはその既往歴のある人、アルコール中毒の人: アトルバスタチンは肝臓において作用し代謝されるので、肝障害を悪化させるおそれがあります。
またアルコール中毒の人は、横紋筋融解症が現れやすいとの報告があります。

・腎障害またはその既往歴のある人: 横紋筋融解症の報告の多くが腎機能障害を有する人で、また横紋筋融解症に伴って急激な腎機能の悪化が認められています。

・フィブラート系薬剤(ベザフィブラートなど)、免疫抑制剤(シクロスポリンなど)、ニコチン酸製剤(ニセリトロールなど)、アゾール系抗真菌薬(イトラコナゾールなど)、エリスロマイシンを服用中の人: 一般にHMG-COA還元酵素阻害剤との相互作用により横紋筋融解症が現れやすくなります。

・糖尿病の人: 糖尿病を悪化させることがあります。

・甲状腺機能低下症の人、遺伝性の筋疾患(筋ジストロフィーなど)またはその家族歴のある人、薬剤性の筋障害の既往歴のある人: 横紋筋融解症が現れやすいとの報告があります。

・高齢者: 一般に生理機能が低下しており、また横紋筋融解症が現れやすいとの報告があります。

重要な基本的注意
テルミサルタンとして
・急激な血圧低下を引き起こすおそれがあるため、血液透析中の人、利尿降圧剤服用中の人、厳重な減塩療法中の人は状態を充分に観察し、増量する場合は徐々に行なってください。

・降圧作用に基づくめまい、ふらつきが現われることがあるため、高所作業、自動車の運転など危険を伴う機械操作をする際には注意してください。

・手術前の24時間は服用しないことが望ましいとされています。

・アンジオテンシンII受容体拮抗剤服用中に肝炎などの重篤な肝障害が現われたとの報告があります。

アトルバスタチンとして
・あらかじめ高コレステロール血症治療の基本である食事療法を行ない、さらに運動療法や高血圧、喫煙などの虚血性心疾患のリスクファクターの軽減なども充分に考慮してください。

・服用中は血中脂肪質値を定期的に検査し、治療に対する反応が認められない場合には服用を中止してください。

・劇症肝炎などの肝炎が現われることがあるため、悪心・嘔吐、倦怠感などの症状が現われた場合には服用を中止し、医師の診断を受けてください。
また服用中は、服用開始または増量時から12週までの間に1回以上、それ以降は定期的(半年に1回など)に肝機能検査を行なってください。

効能・効果に関連する使用上の注意
アトルバスタチンとして
・服用の前に充分な検査をし、高コレステロール血症、家族性高コレステロール血症であることを確認した上で服用してください。

・家族性高コレステロール血症ホモ接合体については、LDLアフェレーシスなどの非薬物療法の補助として、あるいはそれらの治療法が実施不能な場合にのみ服用してください。

授乳中の人は服用を避け、やむを得ず服用する場合は授乳を中止してください。

低出生体重児、新生児、乳児、幼児または小児に対する安全性は確立していません。

以下の薬剤とクレスリップは、絶対に併用しないでください。
アトルバスタチンとして
・フィブラート系薬剤(ベザフィブラートなど): 急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症が現れやすくなります。自覚症状(筋肉痛、脱力感)の発現、CK(CPK)の上昇、血中および尿中ミオグロビン上昇ならびに血清クレアチニン上昇などの腎機能の悪化を認められた場合は直ちに服用を中止してください。

以下の薬剤とクレスリップを併用する場合、充分に注意してください。
テルミサルタンとして
・ジゴキシン: 併用により血中ジゴキシン濃度が上昇したとの報告があります。

・カリウム保持性利尿剤(スピロノラクトン、トリアムテレンなど)、カリウム補給剤: 血清カリウム濃度が上昇するおそれがあります。
・リチウム製剤(炭酸リチウム): アンジオテンシン変換酵素阻害剤との併用により、リチウム中毒を起こすことが報告されています。

・非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)、COX-2選択的阻害剤: 糸球体ろ過量がより減少し、腎障害のある人では急性腎不全を引き起こす可能性があります。
また降圧薬の効果を減弱させることが報告されています。

・アンジオテンシン変換酵素阻害剤: 急性腎不全を含む腎機能障害を起こすおそれがあります。

アトルバスタチンとして
・フィブラート系薬剤(ベザフィブラートなど)、ニコチン酸製剤(ニセリトロールなど): 筋肉痛、脱力感、CK(CPK)上昇、血中および尿中ミオグロビン上昇を特徴とし、急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症が現われるとの報告があります。

・免疫抑制剤(シクロスポリンなど): 筋肉痛、脱力感、CK(CPK)上昇、血中および尿中ミオグロビン上昇を特徴とし、急激な腎臓機能悪化を伴う横紋筋融解症が現われるとの報告があります。

・アゾール系抗真菌薬(イトラコナゾールなど)、エリスロマイシン: 筋肉痛、脱力感、CK(CPK)上昇、血中および尿中ミオグロビン上昇を特徴とし、急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症が現れやすいとの報告があります。

・クラリスロマイシン:アトルバスタチンの血漿中薬物濃度の優位な上昇がみられたとの報告があります。

・HIVプロテアーゼ阻害剤(メシル酸ネルフィナビルなど): メシル酸ネルフィナビルとの併用により、アトルバスタチンのAUCが約1.7倍上昇するとの報告があります。

・グレープフルーツジュース: グレープフルーツジュース1.2L/日との併用により、アトルバスタチンのAUCが約2.5倍に上昇したとの報告があります。

・エファビレンツ: アトルバスタチンの血漿中薬物濃度が低下したとの報告があります。

・リファンピシン: リファンピシンの服用17時間後にアトルバスタチンを服用したところ、アトルバスタチンの血漿中薬物濃度が低下したとの報告があります。
・陰イオン交換樹脂: アトルバスタチンの血漿中薬物濃度が約25%低下し、LDLコレステロールの低下率はそれぞれを単独で使用したときより大きかったとの報告があります。

・ジゴキシン: 定常状態において血漿中ジゴキシン濃度が上昇することが報告されています。

・経口避妊薬(ノルエチンドロン-エチニルエストラジオール): ノルエチンドロンおよびエチニルエストラジオールの血漿中濃度の上昇が認められています。

医師の診断を受けてください。

気付いたときにすぐに服用してください。
次回の服用時間が近い場合は、服用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。2回分を1回に服用することは絶対におやめください。

クレスリップを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

・テルミサルタンとして
主な副作用
そう痒、発疹、じんましん、紅斑、めまい、頭痛、眠気、頭のぼんやり感、不安感、不眠、抑うつ状態、白血球減少、好酸球上昇、血小板減少、ヘモグロビン減少、貧血、ほてり、心悸亢進、ふらつき、上室性期外収縮、心房細動、上室性頻脈、低血圧、起立性低血圧、徐脈、腹痛、下痢、嘔気、食欲不振、消化不良、胃炎、口渇、口内炎、鼓腸、嘔吐、ALT(GOT)上昇・ALT(GPT)上昇・Al-P上昇・LDH上昇などの肝機能異常、せき、啌痰増加、咽頭炎、血清クレアチニン上昇、血中尿酸値上昇、関節痛、下肢けいれん、下肢痛、筋肉痛、背部痛、腱炎、血清カリウム上昇、耳鳴、倦怠感、CRP陽性、(CPK)上昇、むくみ、脱力感、発熱、頻尿、結膜炎、目のチカチカ感、まぶしがり症、視覚異常、多汗、胸痛、上気道感染、インフルエンザ様症状、尿路感染、膀胱炎、敗血症

極稀に起こる重篤な副作用
血管浮腫(顔面、口唇、咽頭・喉頭、舌などのむくみを症状とする)、高カリウム血症、腎機能障害、ショック、失神、意識消失、肝機能障害、黄だん、低血糖、アナフィラキシー様症状(呼吸困難、血圧低下、咽頭浮腫など)、間質性肺炎(発熱、痰を伴わないせき、呼吸困難、胸部X線異常など)

・アトルバスタチンとして
主な副作用
そう痒感、発疹、皮疹、発赤、皮膚乾燥、皮膚亀裂、脱毛症、光線過敏、貧血、白血球減少、血小板減少、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、γ-GTP上昇、Al-P上昇、LDH上昇、肝障害、アミラーゼ上昇、下痢、軟便、嘔気、悪心、胸やけ、便秘、胃不快感、心窩部痛(心窩部の疼痛)、腹部膨満感、食欲不振、消化不良、嘔吐、胃炎、口内炎、腹痛、口渇、舌のしびれ、口のしびれ、すい炎、胆汁うっ滞性黄だん、舌痛、舌炎、口唇炎、咽頭不快感、せき、CK(CPK)上昇、筋肉痛、背部痛、くび・肩のこり、こわばり感、けいれん、無力症、関節痛、胸痛、筋炎、血中ミオグロビン上昇、腱炎、腱痛、異常感覚、末梢神経障害、耳鳴、霧視、めまい、不眠(症)、四肢しびれ(感)、眠気、勃起障害、健忘症、テストステロン低下、コリンエステラーゼ上昇、TSH上昇、ACTH上昇、アルドステロン低下、女性化乳房、グルコース上昇、HbA1C上昇、血清鉄低下、低血糖症、K上昇、BUN上昇、頭痛、全身倦怠(感)、むくみ(顔面、四肢など)脳梗塞、肺炎、帯状疱疹、動悸、味覚異常、着色尿、熱感、頻脈、頻尿、排尿困難

極稀に起こる重篤な副作用
横紋筋融解症(筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中および尿中ミオグロビン上昇を特徴とする)、ミオパシー、劇症肝炎、肝炎、肝機能障害、黄だん、過敏症(血管浮腫、アナフィラキシー反応、じんましんを含む)、無顆粒球症、汎血球減少症、血小板減少症、皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)、中毒性表皮壊死症(ライエル症候群)、多形紅斑、高血糖、糖尿病、間質性肺炎

日本動脈硬化学会 動脈硬化性疾病予防ガイドライン(2007年版)

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