オーダバン足・靴用パウダーは、靴の中に振りかけるだけで、足と靴の両方のムレやニオイを最大で6ヵ月間無臭化するパウダーです。
病的に大量の汗をかく多汗症は、全身性多汗症と、手のひら、足の裏、わきの下などの部分的に症状が出る局所性多汗症に大きく分けることができます。中でも特に足の裏だけに汗をかく状態を足裏多汗症と言い、その原因は不安やストレスなど精神的なものから、ホルモンバランス、甲状腺といった病気までさまざまです。
この足の裏から出る汗は、皮膚にあるエクリン汗腺とアポクリン汗腺の2種類の管のうちエクリン汗腺から出ますが、その99%は水分であるため、本来はサラサラして無臭かつ透明です。ところが足の裏の表面の皮膚から剥がれ落ちる垢などが白癬菌やバクテリアによって分解されると、異臭を放つようになります。特に湿度90%以上、温度が30℃以上になると言われる靴の中は、これらの菌の繁殖に絶好の環境となっています。
これらの汗やニオイの対策には、靴の中敷きの利用、通気性のいい靴や靴下を履く、靴下をこまめに履きかえるなどがありますが、いずれも一時的な対処であったり、思ったような効果が出ないこともあります。これらの汗やニオイを、手軽な方法で元から防ぐことができる画期的な商品が「オーダバン足・靴用パウダー」です。付属のスプーン1杯分のパウダーを両方の靴の中にまんべんなく振りかけ、そのまま靴を履くだけで、最大で6ヵ月効果が持続します。
パウダーに含まれる有効成分の塩化アルミニウムは、防臭あるいは医療用の防汗剤としても利用されている成分で、塩化アルミニウムのアルミニウムイオンが汗の中に含まれる主にたんぱく質成分と結びつき、それが固まることで汗の出口である導管部に栓を形成して制汗作用を示します。足が汗をかかなくなることで靴の中のムレがなくなり、結果的にニオイの元となる菌の繁殖を抑えるだけでなく、ニュージーランドのマオリ族の間で薬草として知られるマクロピペルエクセルスム葉(Kawa-Kawa)から抽出したエキスなどの天然成分や、ウンデシレン酸亜鉛が残りの菌を退治することで、長期的に足と靴の中の細菌を抑え、イヤなニオイを防ぎます。