抗凝血作用を促進するので、以下の薬剤とアシトロム4mgを絶対に併用しないでください。
・ヘパリン(低分子量ヘパリンを含む)
・血小板凝集阻害剤(ジピリダモール、クロピドグレルなど)、サリチル酸およびその誘導体、アセチルサリチル酸、パラアミノサリチル酸
・ジフルニサル、フェニルブタゾンまたはそのほかのピラゾロン誘導体(スルフィンピラゾンなど)、COX-2阻害剤(セレコキシブなど)非ステロイド系抗炎症剤、高用量IVメチルプレドニゾロン
以下の薬剤とアシトロム4mgを併用した場合、抗凝血作用を促進することがあります。
・アロプリノール
・たんぱく同化ステロイド
・抗不整脈薬(アミオダロン、キニジンなど)
・ジスルフィラム
・フィブレート(クロフィブリン酸など)、およびその誘導体と構造類似体(フェノフィブレート、ゲムフィブロジルなど)
・エタクリン酸
・グルカゴン
・H2拮抗剤(シメチジンなど)
・局所性投与(エコナゾール、フルコナゾール、ケトコナゾール、ミコナゾールなど)を含むイミダゾール誘導体
・パラセタモール
・スルホンアミド(コトリモキサゾールを含む)
・経口抗生物質(グリベンクラミドなど)
・甲状腺ホルモン(デキストロチロキシンを含む)
・スルフィンピラゾン
・スルホニル尿素(トルブタミド、クロルプロパミドなど)
・スタチン(アトルバスタチン、フルバスタチン、シンバスタチンなど)
・選択的セロトニン再取り込み阻害剤(フロオキセチン、パロキセチンなど)
・タモキシフェン
・5-フルオロウラシルおよびその類似体
・トラマドール
・コルチコステロイド(メチルプレドニゾロン、プレドニゾンなど)
・抗生物質(アモキシリン・アモキシリンクラブラン酸などの広スペクトラム抗生物質、エリスロマイシン・クラリスロマイシンなどのマクロライド系、第2、3世代セファロスポリン、メトロニダゾール、シプロフロキサシン・ノルフロキサシン・オフロキサシンなどのキノロン系、テトラサイクリン、ネオマイシン、クロラムフェニコール)
以下の薬剤とアシトロム4mgを併用した場合、血液凝固作用を促進することがあります。
・CYP2C9阻害薬
以下の薬剤とアシトロム4mgを併用した場合、血液凝固作用が低下することがあります。
・アミノグルテチミド
・抗がん薬(アザチオプリン、6-メルカプトプリンなど)
・バルビツール酸塩(フェノバルビタールなど)
・カルバマゼピン
・コレスチラミン
・グリセオフルビン
・経口避妊薬
・リファンピシン
・チアジド系利尿薬
・セント・ジョーンズ・ワース/セイヨウオトギリソウ
・CYP2C9誘導剤、CYP2C19 誘導剤、CYP3A4誘導剤
以下の薬剤とアシトロム4mgを併用した場合、予測できない抗凝血作用が起こることがあります。
・プロテアーゼ阻害剤(インジナビル、ネルフィナビル、リトナビル、サキナビルなど)
ヒダントイン誘導剤(フェニトインなど)との併用中、ヒダントイン血清濃度が上昇することがあります。
アシトロム4mgはスルホニル尿素誘導体(グリベンクラミド、グリメピリドなど)の低血糖作用を促進することがあります。